日本共産党 清水ただし

活動報告

12月8日 太平洋戦争開戦の日に思う

[活動報告]2015/12/09 更新

おかしい。間違っている。許せない。

政治家としてこの感覚を大切にしたいと思う。同じ戦争被害者なのに空襲被害者には何の補償もないのはおかしい。軍人・軍属への補償にはこれまで53兆円も支払われてきたのに、原爆症と認定された人を除き、その他の犠牲者にはまったく適用されてこなかったことは間違っている。国家による戦争の惨劇が、人々から家族を奪い、家を奪い、健康を奪ってきたのだから、民間人であったことを理由に救済しないことは許せない。

日弁連も空襲で亡くなった人や遺族への弔意金の支払いを政府に求める要望書を提出した。東京や名古屋、大阪などの空襲から70年。被害者に残された時間はあまり残されていない。政治的解決を急ぐべきだ。

12月8日、太平洋戦争開戦の日、全国空襲被害者連絡協議会主催の院内集会に各党議員らと参加し、日本共産党としても要望書を受け取った。法制化するために力を尽くしたい。

建設労働者に若い頃を重ねて・・・

[活動報告]2015/12/09 更新

12月8日、全国建設労働組合総連合のみなさんから地域建設産業の再生に関する要望を受けた。国勢調査(2010年)によれば、建設業で働く人は447万人となり、10年前の調査から180万人以上も減少しているとのこと。特に29歳までの若年層が大幅に減少しており、今後、建設業で技術・技能の継承ができるのかが深刻な問題となっているというのだ。

自分が二十歳のころ、短期間だが現場作業のアルバイトをしたことがある。砕石を山盛りに積んだ一輪車の扱いに苦心し、思い通りに操れなかったことが苦い思い出として残っているが、年の変わらない若い職人がユンボを巧みに操る様子を見て「かっこいいなあ」と憧れたものだ。がむしゃらに働けば食べていける、家族を養える。そんな確信が当時はみんなにあったのだと思う。今はそう単純ではない。モチベーションだけでは食えなくなった。

労働者不足の主な原因は重層的下請け構造の歪みにある。元請けから末端労働者まで幾重にも下請けが入る生産体系では、賃金や単価がどんどん減額されてしまう。安ければいい、使い捨てでいいという概念が、低賃金と劣悪な労働環境を蔓延させてきたのだ。政府は建設労働者の不足を補うために「技能実習」という体裁で外国人を就労させる要件を拡大してきた。これでいいのだろうか。

若者が意欲と展望を持って建設現場で働くことのできる社会にするために何が必要なのかは、全建総連のみなさんの要望をみれば極めて具体的だ。あとは政治がやるかやらないか。自分自身、そのモチベーションだけは持ち続けたいものだ。

戦争法、マイナンバー、消費税増税あかん! 友人の手打ちうどんに寄せて

[活動報告]2015/12/07 更新

僕の友人が脱サラをしてうどん屋さんをやることになった。今の仕事をしながら、手打ちうどんの学校に通っていたとのこと。やるやん。

卒業が間近に迫った今日、校長先生の許しを得て、彼の手づくりの品を試食をさせてもらうことができた。コシのあるうどんと揚げたての海老天との相性は抜群だ。レモンの風味が爽快感を引き立てる。お世辞抜きで旨かった。

もちろん値段設定にもよるが、この味なら勝負できるんじゃないか。これから店舗探しを始めるという彼のためだけではなく、夢の実現を後押しできる社会にしなければ。

大阪狭山市にて国会報告会。戦争法からマイナンバーまで、たくさんの質問にお答えさせていただいた。

 

僕の友人がお客さんに提供するであろう、ぶっかけ天婦羅うどんに今以上の消費税を課してなるものかと、静かな闘志が湧いてきた一日であった。

「冤罪をなくす!被害者を救済する!」法務委員・清水の使命です

[活動報告]2015/12/05 更新

12月4日、3ヶ月ぶりに開かれた衆議院法務委員会。冒頭、臨時国会を開催しない安倍内閣の姿勢を批判した上で、閉会中に検察の即時抗告(裁判のやり直しは認めない)を棄却し、再審開始決定と被告二人の刑の執行停止を求めた東住吉事件の高裁判決を取り上げました。

この事件で、被告人を保険金目的の放火による殺人罪で起訴した唯一の証拠は「自白」のみでした。そもそも自白通りに放火することが非科学的であったことに加え、再審請求を進める中、確定審では出てこなかった警察での取り調べメモや録音テープが新証拠として開示され、暴力的な取り調べが明らかにされる中、自白の信用性が崩されました。

冤罪を根絶するには、証拠の全面開示と、取り調べの完全可視化が必要です。大臣や警察庁の官僚的な答弁に怒りを感じながら、20年間も拘束されたお二人の思いをぶつけました。

質疑終了後、岩城法務大臣から「いろいろ大切な話をありがとう」と声をかけられたことが救いでした。引き続き、冤罪や誤判を繰り返す、日本の刑事司法制度を改善するために奮闘する決意です。

松元ヒロさんと対談!! めっちゃ楽しい名コンビ?!

[活動報告]2015/12/02 更新

コメディアンの松元ヒロさんと全国革新懇ニュース新年号の企画で対談させていただきました!

松元ヒロさんは、12月17日に繁昌亭で行われる笑福亭竹林さんの落語会にも参加されます!対談の途中にもモノマネやパントマイムを披露してくださりめっちゃ楽しかったです!