日本共産党 清水ただし

活動報告

【日本のどこにもカジノはあかん】

[活動報告]2019/09/03 更新

横浜市がカジノ誘致に名乗りを上げました。大阪に触手を伸ばしていた米大手カジノ業者のラスベガス・サンズ社が、その投資先を大阪から横浜に乗り換えたとの報道がされています。

大阪の松井一郎知事は焦りを隠せず、本来ならカジノ事業者が行うべき夢洲(誘致候補の人工島)の環境影響評価を、先んじて行政が行うと発表したのです。あまりにも前のめりであり、批判が高まるのは当然です。

カジノは刑法違反の民間博打であり、その有害性は計り知れません。大阪であろうと、横浜であろうと、つくらせてはなりません。引き続き反対の世論と運動を広げていきましょう。

さて、大阪市立高校20校のうち、13校にはエレベーターがありません。車椅子の生徒の移動に困難と苦労が伴います。設置費用は一校あたり約1億円で、13億円あれば全校バリアフリーにできます。

巨額の費用を要するカジノIR誘致のための夢洲開発をやめて、もっと教育に回したらどうでしょうか。京橋駅コンコースにて行なわれた、カジノ問題を考える大阪ネットワークの定例宣伝に参加しました。短時間に44筆の反対署名が寄せられました。(2019/8/30記)

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【大戸川ダムは本当に必要か】

[活動報告]2019/09/03 更新

滋賀、京都、大阪、三重の知事が2008年に大戸川ダム(大津市)の「凍結」を求めて合意しました。しかし、今年に入って滋賀県の三日月知事が早期の整備を国に求めています。

事業費1,000億円を超える国の直轄事業であり、大阪府や京都府にも100億円以上の負担が求められることになります。ダムによって水没する県道の付け替え工事などはすでに進められてきました。

確かに、この間の豪雨により、大戸川流域は水害に悩まされてきましたが、同時に河川整備も進められており、治水対策としてのダムが本当に必要なのか、しっかりした検証なしに進めることは許されません。

8月27日、滋賀県議会議員の黄野瀬明子さん、ふしきみちよさん、大津市会議員の杉浦とも子さん、甲賀市会議員の山岡光広さん、小西喜代次さんとともに現場を視察し、滋賀県の担当部局より説明を受けました。(2019/8/28記)

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【降りたいのに、降りられない】

[活動報告]2019/09/03 更新

27日は、滋賀県にある新名神高速道路の甲南パーキングエリアも視察しました。ここでも山岡光広・甲賀市会議員に案内してもらいました。

甲南PAは、レストランやお土産コーナーなど多くの方々に利用されています。最新のトイレ施設も整備されています。そして、やはり忍者をあしらったトリックアートが施されていました。

実は、新名神高速道路を利用する車がここに立ち寄ると、目の前にある甲南インターチェンジから高速道路を降りることができず、次のインターチェンジまでやり過ごさなくてはならないのです。そのことを知らずに立ち寄ってしまい、逆走して降車のための車線に戻ろうとする車も出てきたそうです。危ない危ない。

甲南PAを利用した車両が必要に応じて一般道路に降りられるよう、接続道路を新たに設置することができないものか。甲賀市から説明を受けたところ、設計上は接続道路をつくることは可能だとのこと。ぜひ、国や滋賀県にも要望を届けて実現させたいと思いました。(2019/8/28記)

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【くせ者は誰か】

[活動報告]2019/09/03 更新

8月27日、滋賀県甲賀市とJR西日本が「乗車券類簡易委託販売契約」を結んでいるJR草津線の甲賀駅、甲南駅、寺庄駅を27日、地元市会議員の山岡光広さんの案内で視察しました。

この駅舎は2005年に甲賀市が7億5千万円かけて整備。「忍者と薬の町」と言われているだけあって、駅構内には忍者をあしらったトリックアートが施されていました。

JRの職員は配置されておらず、甲賀市観光協会の方が朝7時前から改札口に常駐し、利用客を見守ったり、切符や定期券を販売したりしています。

JR西日本との委託契約により、甲賀市に入る売上手数料は切符の場合で5%、定期券では1.2%ときわめて低額に設定されています。その他の委託料はJRから一円も入りません。

JR西日本の2019年度の営業収益は1兆5千億円を超えました。総資産は3兆円にも上ります。莫大な資産を抱えながら公共交通機関としての責任と役割を十分に果たそうとしない、本当の「くせ者」は誰なのでしょうか。

自治体に過度な負担を押し付ける姿勢をただしてもらわなくてはなりません。(2019/8/28記)

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【淀川左岸線二期事業を視察】

[活動報告]2019/08/28 更新

8月26日、淀川左岸線二期事業(福島区〜北区・4.4キロ区間)の工事現場の調査を行いました。一級河川である淀川の堤防にトンネル構造物を一体的に埋め込むという世界でも例のない道路です。工事事務所にて、近畿地方整備局、大阪市建設局、阪神高速道路株式会社から説明を受けた後、かさ上げされた仮堤防を視察しました。

同時に開発される南岸道路(大阪市の都市計画道路)は生活道路であり、大型車の進入は規制するべきです。沿線住民からは公害道路にならないかとの懸念が出されています。

財界や自治体は2025年大阪万博の開催に合わせて本事業の工事完成時期の前倒しを国交省に対して要望していますが、技術的信頼性が確立されていないもとで事業を急がせることは、きわめて危険だと思います。

住民のみなさんとともに、淀川左岸線二期事業についてこれからも調査・研究を重ねていきたいと思います。(2019/8/27記)

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