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2023年8月アーカイブ

【お知らせ】

[活動報告]2023/08/30 更新

 私、清水ただしは次期衆院選で大阪4区(城東区、都島区、福島区、北区)から立候補することを発表しました。近畿比例候補との重複です。大阪の玄関口、ビジネス街や繁華街を抱え、昼間人口は76.5万人という堺市の人口に迫る大票田。ここでこそ比例前進めざし、党の政策を語り抜きます。

【共産党の支持率を上げるためには】

[活動報告]2023/08/29 更新
 自民党の党員数は112万人と言われています。方や私たち日本共産党は約26万人。これでは綱引きに勝てません。相手側には公明党が加勢し、維新の会が偽物の手綱を持ち出し、自公と対決する素振りを見せながら、その実、与党が有利となるように、私たちが持つ手綱を引き剥がそうと必死です。
 アメリカいいなり、財界中心、戦争回帰という恐ろしい社会へ引きずり込もうとされているときに、私たちの力はあまりにも小さいのではないでしょうか。今こそ、40万、50万の党をつくり、国民の命綱を平和と暮らしを守る陣地へ引き戻さなくてはなりません。市田忠義副委員長がよく言われるように、力のある人は思いっきり引っ張っていただき、そうでない方はそっと手を添えてくださるだけでも結構です。それが、日本共産党の一員となっていただくことの誇りと意義だと思います。
 27日午前は、堺市堺区で夏のつどい「おしえて⁈清水さん」に参加。会場いっぱいに参加者で盛り上がりました。
 マイナンバーカードのトラブルやアルプス処理水の海洋放出について党はどう考えているのかという質問や、政党助成金を受けとならないことや、共産党の名前を変えないことへの疑問などにできるだけ丁寧にお答えしました。
 終了後、おふたりの方が日本共産党への入党を決意してくれました。
 午後からの福島区の演説会も猛暑をおして多数のご参加がありました。今の気候危機に対して私たち一人ひとりに何ができるのか、準備の遅れている大阪・関西万博はどうするべきかというテーマについてお話をさせていただきました。
 こちらの会場でも、参加されたうちのおひとりが、入党申込書を持ち帰られ「今月の赤旗集金の時までに書いておくね」と入党を約束してくれたことは励みになります。
 岸田政権の支持率がいくら下がったとしても、日本共産党の支持率が自動的に上がるわけではありません。維新の会などニセモノの与党の受け皿に目移りさせてばかりはいられないのです。自らの力で風を吹かせ、来たる衆院選では比例近畿ブロックで10年ぶりの議席増を目指し、私も国会に駆け戻る決意を語りました。(2023/8/28記)
 

【犯罪被害者支援の充実を】

[活動報告]2023/08/29 更新
 26日、神戸市内で「犯罪被害補償を求める会」の年次総会が開かれました。日本共産党からは私と、庄本えつ子兵庫県会議員が参加。立憲民主党の北野さと子宝塚市議会議員も挨拶され、日本維新の会の片山大介参院議員からメッセージが寄せられました。
 総会では、2年前に大阪天満のカラオケパブで被害に遭った稲田真優子さんのご遺族も参加され、被害者遺族の置かれた精神的、経済的苦痛の深刻な実情についてお話しされました。
 警察庁所管の犯罪被害給付金は「見舞金」という性格が強く、犯罪被害者や遺族が平穏な生活を取り戻していく上では金額的に不十分なものです。自賠責保険並みに引き上げるなど、支援の拡充が必要です。
 また、民事裁判で加害者への損害賠償請求が認められたとしても払われず、ほとんどの被害者が泣き寝入りしているのが実態です。日弁連は国による立替払制度の創設を求めています。
さらに、殺人や傷害事件の加害者(容疑者)には国選弁護人が付きますが、被害者はそうではありません。被害者支援弁護人制度の創設について、自民党からも提案されており、実現が望まれています。
不条理にも突然犯罪被害に遭われた当事者やご家族を社会全体で支える制度を実現させるために私も力を尽くします。(2023/8/27記)
 
 

【東大阪市 市長市議選挙・市政転換を】

[活動報告]2023/08/29 更新
 これまで自民、公明の推薦を受けて当選してきた東大阪市の野田義和市長が、突如として維新公認で出馬することを表明。裏切りだ、節操がないなどの批判に対して野田氏は、自民、公明、維新にそんなに違いがあるわけではないと述べています。これでは東大阪市政を市民本位に変えることはできません。
 日本共産党も参加する明るい東大阪をつくる会は、前共産府議の内海公仁さんを市長選挙に擁立し、市政転換を掲げてたたかいます。同時に行われる市議選で日本共産党は議席増を目指し奮闘しています。25日、しおた清人市議と街頭宣伝に取り組み、かみの淳一前市議とつどいに取り組みました。(2023/8/26記)
 
 

【ご冥福お祈りします】

[活動報告]2023/08/29 更新
 布川事件の冤罪被害者、桜井昌司さんがお亡くなりになりました。楽天主義を自認され、どんなに苦しい時でも笑顔で前進する。そんな桜井さんにどれだけ励まされたことでしょう。本当にお疲れ様でした。追悼の意を込めて桜井さんのことに触れた私のホームページを添付します。
 
 【辛いときにこそ思い出したい、冤罪被害者の桜井昌司さん。】(2015/8/6記)
 

僕は冤罪被害者である桜井昌司さんが好きだ。「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」に反対する集会などでお目にかかる中で懇意となり、フェイスブックでも「友達」になり、参考人質疑でも国会へ来ていただいた。桜井さんご自身が楽天主義を自認されているだけあって、とにかく常に明るい。布川事件では連日行われる密室での糾問的な取調べによりなされた「嘘の自白」を証拠とされ、29年間も無実の罪で服役を余儀なくされたのに、だ。青春真っ盛りの時期に30年近くも自由を奪われる絶望を想像することができるだろうか。絶対に無理だ。

昨日、与党と民主・維新の修正により刑訴法改定案が採決されたことについてマスコミの取材を受けた桜井さんは、「記者さん、あんたも盗聴の対象になるんだよ」と答え、冤罪をなくすものではないと語ったそうだ。今一度、刑事司法制度改革の契機が、冤罪をなくすこと、違法な取調べを根絶することにあったことを思い起こす必要があるだろう。

そうそう、桜井さんは歌手でもあるそうだ(今日初めて知った)。自ら国賠訴訟をたたかうだけでなく、全国の冤罪被害者やその家族を支援するために東…奔西走を重ねる桜井さんは、どんな想いをこめて歌っているのだろうか。とても興味が湧いてきた。

この間、衆議院法務委員会で理事会での対応や委員会での質疑に対し、自分なりに努力してきたつもりだ。周りの協力を得ながらとはいえ、ここまで審議を重ねてきたことに対する達成感がまったくないわけではない。しかし、結果として、冤罪被害者のみなさんがこぞって反対してきた法律案の採決を許してしまったことに、悩み落ち込んでいることも事実だ。

そんな思いにかられた時にこそ、桜井さんのことを思い出したくなる。どんなに困難があろうとも、不屈に、前向きに、笑顔で頑張っている桜井さんのことを。そして、自分もさらに努力を重ね、成長していこう。そう考えた一日だった。