私立高校授業料無償化を実績に掲げる維新・吉村知事ですが、実際には所得制限があり、多くの生徒が無償ではありませんでした。また、20万円もかかる入学金には無償制度はありません(公立は2,200円)。
吉村氏は来年度から所得制限をなくすと主張していますが、授業料は償還払のため、保護者はいったん70万円近い授業料を年度初めに納めなくてはなりません。償還されるのは秋以降です。学用品や制服なども公立に比べればはるかに高いのです。
維新府政はこの間、定員割れした府立高校を17校もつぶしてきました。今後さらに9校の廃校が狙われています。安心して通うことのできる府立高校を残してほしいという生徒や保護者の願いを叶えるためにも、たつみコータローさんを知事に押し上げなくてはなりません。
たつみコータローさんは、府立高校潰しをやめさせ、特別支援学校の整備・拡充を進めると決意を語りました。
告示日の夕刻、梅田ヨドバシカメラ前で街頭演説が行われました。元衆議院議員の村上史好さん、新社会党委員長の山下けいきさん、日本共産党の志位和夫委員長が並んで、たつみコータローさんへの支持を呼びかけました。
カジノよりもいのちを守る府政に。大軍拡と原発再稼働をすすめる国の悪政にノーといえる知事を誕生させましょう。
心配していた雨も降らず、1,500人の参加者がコータロー候補に熱烈なエールを送りました。