【7党参加の公開討論会に出席】
29日、大阪中央公会堂にて、大阪青年会議所主催の公開討論会が行われました。
参加されたのは写真右から、やはた愛さん(れいわ)、前田和彦さん(自民)、山田けんたさん(立民)、コーディネーターの室伏謙一さん、辻よしたかさん(公明)、吉野敏明さん(参政)、高見りょうさん(維新)、清水ただし(共産)。
公開討論会の最初のテーマは「大阪の現状と課題」。私からは、大阪の成長率が東京、愛知、兵庫と比べても低く、雇用者報酬の伸びも全国平均を下回っていること、若年層の失業率も4.7%と高く(全国平均は3.7%)、高すぎる国保料や介護保険料が府民の可処分所得を奪っていること現状を指摘しました。
府内企業のうち、98.6%が中小企業ですが、大阪府は商工業予算を10年間で9割も削減するという冷たい姿勢です。物価高騰対策や賃上げに必要な助成についてもまったく不十分。万博やカジノIRをテコにした大型開発頼みの経済政策でいいのか。現状打開の決め手はズバリ賃上げと内需の拡大にあると発言しました。
二つめの討論テーマは「課題の解決策と未来への展望」です。限られた時間(90秒)の中で①省エネ・再エネの普及によるグリーン革命で新たな投資と雇用を創出する、②女性の社会進出促進と男女間の賃金格差の是正など、多様性を認め生かしていく大阪に、と主張させていただきました。
討論会の最後に各党が決意表明。私からは、経済波及効果の大きい介護や保育、公衆衛生の強化に行政が取り組むことを求めたい。カジノのように不幸なひとをつくらずとも街と企業を元気にできる。野党なので間違った政治には反対するが、大阪をよくする政策提言も大いに発信していきたいと述べました。
多くの青年実業家が参加され、熱心に聞いてくださいました。立会演説会のようで有意義でした。こうした機会がさらに増えれば有権者の投票への関心も高まると感じました。