【事業費が2.8倍に上振れる工事に】
宮本岳志衆議院議員、山中智子、長岡ゆり子両大阪市会議員、そして周辺住民のみなさんたちと23日、事業費が756億円も上振れした高速道路・淀川左岸線2期事業を視察しました。
この間の地盤改良工事により、周辺家屋にひび割れが生じる事故が起きました。大阪市の説明によると、工法を変更するのに、さらに1,000億円もの追加費用が生じることになるというのです。当初の予算から2.8倍にも及びますが、果たしてそれだけで済むのかどうかも見通しが立たない工事となっています。
もちろん新たな工法が決まるまで工事は継続できず、2025年に開催予定の万博のアクセス道路には到底なり得ません。
私は15年前から淀川左岸線2期事業に住民の皆さんと一緒に反対してきました。国と阪神高速(株)と大阪市の技術検討委員会の見通しが甘かったことは、私が国会に送っていただいた後も追及してきたところですが、いよいよその指摘の正しさが証明されてきました。