維新を分析したり批判したりすることは大事です。しかし、それだけで野党の支持が自動的に広がるわけではありません。そもそも、維新の支持者には、自民・公明の悪政に辟易し、新しい政治への転換への期待を、維新に求めているひともいるからです。
成り行き任せではなく科学的知見にもとづくコロナ対策、カジノよりも福祉と暮らし最優先の経済、核共有や改憲を許さず平和憲法を守り抜く、日本共産党の政策・対案を明快に打ち出すことが必要です。
25日、奈良革新懇・奈良自治体問題研究所・共産党奈良県委員会の共催で維新の危険性を深掘りする学習会が行われました。奈良県でも維新の伸長が見られます。大阪だけのこととして見過ごしていてはいけないとの問題意識から準備された学習会です。
私からは、①維新が総選挙で躍進したのはなぜか?②維新の会の危険な本質とその実態③維新政治に打ち勝つための方法、などについておよそ70分の講演を行いました。
参加された方からは、「もっと維新のウソを厳しく批判するべきでは?」、「なぜ維新の議員には不祥事が多いのか?」「とてもよく分かりました。元気がでました」などの意見や質問が出されました。
最後に日本共産党奈良県委員会の細野委員長が挨拶。「奈良県における維新の会の地方議員の活動量は大きい。決してイメージ戦略だけではない。これに打ち勝つために私たちも主体的な活動をさらに広げていかなくてはなりません」とお話しされました。(2022/4/26記)