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2020年8月アーカイブ

【勇躍して情勢を切り開こう】

[活動報告]2020/08/31 更新

次の総理は誰なのかーーテレビや新聞はまるで安倍政権によるこれまでの悪政や失政がなかったのような報道で溢れています。安倍政権の支持率が上昇したとの世論調査まで目にしてしまい、めまいを起こしそうになりました。

いやいや違いますよと、ここはひとつ言わせていただきたい。次期首相として名前が取りざたされている、菅氏や岸田氏や河野氏は、これまで安倍政権を中枢で支えて来た人たちです。石破氏にしても安倍政権の政敵のようにもてはやされていますが、安保法制や共謀罪法、カジノ実施法はじめ、数々の悪法案に賛成し、2度にわたる消費税増税についても異議を唱えることはありませんでした。特に「戦場に行かない若者は死刑か懲役300年にしなくてはならない」と過去に行ったテレビ番組での石破氏の発言は絶対に忘れることができません。

突然の首相辞任で何かと戸惑いが生じると思いますが、私たちは安倍晋三総理大臣個人とだけたたかってきたのではなく、財界・米国言いなりの自民党政治そのものと対峙してきたことをもう一度よく思い出す必要があると思います。

集団的自衛権の行使を認めた閣議決定を取り消し、戦争法等の違憲立法をすべて廃案に追い込み、モリ、カケ、サクラの疑惑と河井夫妻&秋元議員の事件について、責任の所在を徹底的に明らかにするまでたたかいは続くのです。

また、大阪では吉村洋文知事が連日メディアに登場することで人気を博しているようです。公明党が都構想賛成に寝返ったこともあり、ともすれば何かと気後れしてしまいそうな情勢であることも否めません。しかし、そんな時だからそこそ、私たちは情勢を前向きに打開していくために、どんどん外へ打って出ていくことが求められていると思うのです。

30日に行われた日本共産党城北地区委員会の演説会には170名の方が参加してくれました。大阪市会議員の山中智子さんが臨時議会の様子をリアルに報告しました。代表質問から少数会派を締め出す維新や公明に対抗し、「市民とつながる暮らし第一」会派所属の2名の市議と共同会派を組み、都構想の設計図をつくる法定協議会で孤軍奮闘してきた山中智子さんの代表質問が実現したことは画期的出来事です。

新型コロナ禍で減収となった大阪メトロ(旧大阪市市営地下鉄)に、大阪市廃止後につくられる特別区の財源不足を賄わせる計画は絵に描いた餅であり、市民を欺くものであることなど、松井一郎市長を追い込み、「都構想」の欺瞞性を白日のもとに暴き出す見事な論戦を行ったことは、演説会に参加された方々の大きな確信となったことでしょう。

こうした事実を丁寧に伝えていけば、今度も住民投票を否決することは可能です。大阪市を守りたいという仲間を増やし、どんどん対話を広げていきたいものです。

午後からは、和歌山市へ赴き、真ん中世代と言われる30〜40代のみなさんを中心にしたつどいに参加し交流しました。

「本人解説!国会パブリックビューイング!」と題し、今年3月24日に森友事件を追及した私の国会質疑をビデオを上映しながら、安倍政権による政治の私物化や、国会質問の裏話などについて解説させていただきました。

参加された方から、国会議員の数や歳費を減らすべきではないかとの意見が出され、私は、「コロナで国民生活が苦しい時に、国会議員も身を切るべきとの意見があることは承知をしています。現在、国会議員だけでなく、多くの自治体が議員歳費を削減しています。しかし、そのことを国民に我慢を強いる方便とするとことがあってはなりません。新型コロナの感染拡大防止に取り組み、国民の命と健康を守り、落ち込んだ経済を立て直すために、知恵と力を尽くすのが議会人の最大の役割だと考えています。また、国会議員の数は諸外国に比べて決して多すぎることはありません。無駄を削るというのなら、年間320億円にものぼる政党助成金こそ廃止するべきではないでしょうか」とお答えさせていただきました。

さらにその後は、和歌山県自治体労働者後援会のつどいに参加し、PCR検査体制を戦略的に拡充するという日本共産党の提案や、市民と野党の共闘がどこまで発展したのか等について報告させていただきました。

ここでは新型コロナ対策で出費した国の財政について、どう立て直すのか、借金は返せるのか、社会保障の財源はどうするのか、について質問が出されました。私からは、「新型コロナ対策では、持続化給付金など、国民生活を守るための予算が成立しました。これらの財源ついては、当面、赤字国債の発行に頼らざるを得ませんが、将来的には負担能力に応じた税制改革によって国の税収を増やし、財政の健全化と社会保障の充実を両立していくことができると考えています。大企業や富裕層向けの優遇税制をただし、軍事費や無駄な公共事業の予算を見直せば実現できます」とお答えし、財界や米国に対し、国民の立場でキッパリものが言える日本共産党を大きくしてくださいと支持を呼びかけました。

まだまだうだるような暑さが続きますが、健康に気をつけながら、激動の情勢を前向きに切り開いていくために勇躍してがんばろうではありませんか。

長文失礼しました。(2020/8/30記)

【激動の情勢を主体的に切り開く】

[活動報告]2020/08/31 更新

東大阪市文化創造館での国政報告会。衆院大阪13区候補・かみの淳一さんと揃い踏み。安倍首相が辞任を表明し、政局が大きく変わる緊迫した情勢のもとで開かれました。

第2会場を設けてビデスクリーンで視聴してもらうなど感染防止対策を行う中で、230人もの方が参加してくれました。猛暑の中駆けつけてくださり、ありがとうございました。

テレビでは自民党の総裁選挙の報道ばかりが目立ちます。安保法制や共謀罪法、カジノ賭博の解禁、沖縄での蛮行や社会保障の切り捨てに加え、モリ、カケ、サクラに見られる政治の私物化について厳しく検証するメディアはありません。

やはり、私たちが主体的な力をつけて、希望ある政治の受け皿としてアピールしていかなくてはなりません。強く大きな党をつくり、市民と野党の共闘をさらに発展させ、政権合意に結びつけたい。

報告会終了後、お一人が入党を決意してくれました。とても心強いです。

政党名で「日本共産党」と書いてもらう比例代表選挙で躍進するためには、日本共産党とはどういう政党なのかを大いに発信していく必要があります。

必ず近畿ブロックで4議席回復へ、「比例は共産党」の大波をつくりだす。そうすれば小選挙区でも勝利の展望を掴むことができます。

かみの淳一さんは、市会議員の経験を持ち、医療の現場に携わってきたひとです。人の痛みのわかる政治家であると同時に、ギター演奏など趣味も多彩。まさしく21世紀の中ごろまで活躍できる東大阪希望の星です。ぜひ、二人揃って国会へ送り出してください。(2020/8/30記)

 

【今こそ打って出る活動を】

[活動報告]2020/08/31 更新

おはようございます。昨日28日は、福島区の党支部、後援会のみなさんと地域の支持者を訪問しました。どこでも安倍総理辞任の話題で持ちきりでした。

「新型コロナ対策や景気回復への道のりはこれからです。一日も早く国会を開き議論することを求めます」と、ニュースを手渡し対話。この活動の中で6人の方が「しんぶん赤旗」の購読を約束してくれました。

今日29日は午後2時から東大阪市で行われる国政報告会に参加します。その前に城東区の支持者訪問します。安倍首相が辞任を表明。ご病気でのことなので回復を祈るしかありません。しかし、できることなら選挙による国民の審判で退陣に追い込みたかった、そんな思いがよぎります。

引き続き新型コロナ対対策、景気回復、悪法廃止、疑惑解明、へ力を尽くします。暑さに負けず頑張ります。(2020/8/28記)

【アベ政治とのたたかいはこれから】

[活動報告]2020/08/31 更新

8月28日、安倍晋三総理大臣が正式に辞任を表明しました。持病が再発されたとのこと。お見舞いを申し上げます。

ただし、これで「アベ政治」との対決が終わった訳ではありません。

森友学園、桜を見る会など、政治の私物化と疑惑について、安倍総理の責任を不問とすることは決してできません。

安保法制=戦争法や、秘密保護法・共謀罪法などの違憲立法を廃止することも私たちの課題です。新しい政治を実現するするために、市民と野党の共闘をさらに発展させていきましょう。(2020/8/28記)

【今の政治を変えるために自分も何かしたいと考えておられる方のプラットホームに】

[活動報告]2020/08/31 更新

貝塚市で行われた「党と未来を語るつどい」で、おふたりの方が日本共産党に入党されました。そのうちのおひとりは子育て中の女性でした。

2015年に安保法制が強行され、この国の政治のキナ臭さに不安を覚えるようになり、それまで以上に政治に関心を持つようになられたとのこと。

ところが、周りの人とそうした気持ちが共有できず、「自分の方が間違ってているんだろうか」と、不安に感じることもあったそうです。

この間、「しんぶん赤旗」の日刊紙を自ら申し込まれ、購読する中で、自分の政治や社会を見る目はおかしくなかった、不安や希望を共有できる仲間がいると感じてくださったのです。

そして、この日のつどいで私や衆院大阪19区候補の北村みきさん、貝塚市議の明石輝久さんらの呼びかけに応じて入党の決意をしてくれました。

その方は、「出来ることは限られていますが」と言われました。私からは、日本共産党は、みんなが少しの時間と少しのお金を持ち寄って政治を変えるために力を合わせる政党です。無理をせず(選挙など、時には力を集中して活動することもありますが)、ご自身と家族の生活を大切にしてこそ、党活動にも安心して取り組み続けることができるはずですよ、マイペースで頑張りましょうとお話させていただきました。

この日は、大阪市に住む女性からも「安倍政権と大阪維新の都構想に憤りを感じています。今まで政治に関わったことがなく、どう動けばよいかわかりませんが、とりあえずボランティアで活動をしたいと思っています。」と、嬉しいFAXが私宛に寄せられました。早速、連絡をさせていただき、お礼を申し上げ、地域の後援会の方につながせて頂くことになりました。

今、この国の未来のために何か動きたい、役に立ちたい、と考えておられる方々がたくさんおられます。このことは、新型コロナ後に新自由主義を乗り越えて新しい社会を築いていくうえで大きな希望です。

今こそ日本共産党がそのプラットホームとして存在意義を発揮しなくてはなりません。身が引き締まる思いをした一日でした。引き続き笑顔で頑張ります。(2020/8/23記)