【貧国格差の解消へ政治の役割果たせ】
29日、反貧困ネットワーク主催の「国会議員との対話集会 」に各党代表のみなさんと出席し、貧困格差の解消めざす党の政策を紹介しました。
私からは、暮らしに希望を届ける3つの提案について説明するとともに、中でも最賃の引き上げ、非正規雇用の待遇改善と正規化の促進、生活保護制度の抜本的な改善が必要であることを強調しました。
◉障害を持ちながらひとり親家庭として頑張ってきたのに、障害年金と児童扶養手当が併給されずに絶望した。
◉子どもの貧困対策法改正に向けて積極的なパブリックコメントを。
◉生活保護費削減の根拠となったデフレ調整の欺瞞性について追及を。
◉原発避難者の住まいと人権を守ってほしい。
◉高い学費のために進学を諦めたり希望の大学を断念している学生が大勢いる。
以上のような、参加者からのリアルな話も貴重でした。
反貧困ネットワーク代表世話人の宇都宮健児さんが「所得制限を設けるなどの選別主義でなく、すべてのひとのための制度が必要です。普遍的な福祉を目指していきましょう」と、ヨーロッパ社会の福祉制度にも触れながら訴えられたことが印象的でした。
れいわ新選組代表の山本太郎さんも参加し「消費税率を5%に引き下げることを総選挙の争点に掲げていきたい」と訴えました。(2019/10/30記)