強行採決ゆるすな!国民と野党の共闘で何としても廃案に!
戦争法案の採決をめぐって参議院安全保障特別委員会において緊迫した状況が続いています。9月16日に横浜市内で地方公聴会を開催した後、鴻池委員長の職権において、この法律のしめくくり総括質疑と終局を決めるための委員会が設定されました。公聴会を法案採決のための通過儀礼にするものであり、議論は十分に尽くされていないと野党が猛反発。結局、16日夜から17日の未明にかけて、断続的に理事会が開かれましたが、ついに委員会を開くことはできず、散会となりました。
17日8時50分からの理事会は、突如、理事会室ではなく委員会室で行われ、鴻池委員長が開会を宣言。野党が委員長不信任動議を提出し、16時現在、野党による賛成討論が継続して行われています。
日本共産党は本日午前、緊急の国会議員団総会を開催しました。「国民の世論と運動が与党を羽交い締めにして採決できなない状況をつくりだしていることに確信を持とう。与党の暴走には一欠片の道理もなく、公聴会を採決のための通過儀礼にするなどとんでもない。参院での強行と60日ルールの使用を許さないたたかいを、引き続き国民とともにがんばろう」と、志位委員長が力強く呼びかけました。
国会前のみなさんと、全国で法案反対の声をあげているみなさんと連帯して、強行採決阻止へ全力で頑張ります。