ホリエモンこと、堀江貴文さんが衆議院法務委員会に参考人(維新推薦)として出席され、自らの勾留体験にも触れながら、現在審議中の刑事訴訟法等一部改正案に批判的意見を述べました。
「国会前デモは安保法制だけでなく、まさに刑訴法でも声を上げなくてはならない」と堀江さん。証券取引法違反事件逮捕、罪証隠滅、逃亡の恐れありと、94日間勾留され、精神的にもつらい思いをしたと語りました。
同時に、刑務所や拘置所には人手が足らず、再犯防止のための教育訓練も十分ではないと指摘。予算を確保して改善することこそ安全な社会を築くことにもつながると述べられました。
清水からは、「もうかってまっか(笑)」という質問から始まり、保釈要件や人質司法の問題、検察官の権力拡大の危険性などについて意見を求めました。
証拠開示は少し前進したが、司法取引には危険な面があるし、通信傍受についても対象犯罪を広げすぎだとこの法案に懸念を証明した堀江さん。最後に清水から、「あなたの発信力をいかして、刑訴法の問題点を広げてほしい」と要望。堀江さんは「まさにそのために国会へ来た」と決意を述べてくれました。
テレビでした拝見したことのない方でしたが、見識深く、刑訴法の問題点について的確に意見を述べてくれました。いよいよ来週からは、盗聴法大改悪をテーマに審議が進みます。引き続き頑張ります。