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2015年3月アーカイブ

【3月5日】 院内集会~国会請願~FC加盟協会懇談~院内学習会~応援傍聴

[活動報告]2015/03/05 更新

自治労連の院内集会に参加。非正規でありながら公務労働者として働くみなさんから現場の実態や要望を聞かせてもらいました。国による地方交付税の減額や、行革の名による自治体での人件費削減が行われる中、派遣やパート、任期付ではたらく公務労働者が激増しています。いつ解雇されるかわからない不安にさいなまれながら、住民サービス向上のために頑張っている非正規公務労働者の実態がよくわかりました。

専門性を磨き、仕事に誇りを持って頑張っている公務労働者を部品のように取り替えていくことは認められません。再任用を勝ち取り、最低賃金を大幅に引き上げ、正規・非正規の均等待遇実現をめざし、力をあわせようとご挨拶させていただきました。

生協労連のみなさんから「最低賃金の引き上げと労働時間法制の強化」について要請を受けました。昨年の最低賃金の引き上げは全国平均で16円のアップであり、物価上昇や消費税の増税を含めると実質マイナスとなっています。また地域間格差も拡大し、東京888円と高知677円では211円もの開きがあります。中小企業への支援を強化しつつ、全国平均1,000円以上を早期に達成するべきです。

午後からは、全国フランチャイズ加盟店協会のみなさんと党国会議員団との懇談。コンビニエンスストアでの慢性的な人員不足や社会保険料未加入問題について意見交換をさせていただきました。加盟店オーナーの意思に沿う24時間営業の見直しの必要性についても学ぶことができました。

続いて院内学習会「食品の新たな機能性表示制度をめぐって」に参加しました。主催はNPO法人食品安全グローバルネットワークでJA全農が協賛。消費者庁が食品に「目の健康維持」「おなか整える」などの機能表示をあらたにみとめる制度をはじめようとしています。

「食べれば効果」などの表示も届け出制となり、許可が不要に。健康食品業界にとっては販売促進のチャンスと捉えているようですが、その効果について科学的な根拠に疑問が残る場合などは、消費者への不安やリスクは増大します。私は消費者問題特別委員会の委員でもありますから、この問題も消費者の目線でしっかりと認識を深めていく必要があるようです。

一枚くらいはホッとできる写真を。国会内にある喫茶「あかね」のチキンカレー(600円)を昼食にいただきました。写真では分かりにくいですがサフランライスです。東京へ来てから大好物のカレーライスにありつけていなかったので、格別に美味しくいただきました。

夕方は予算委員会で池内さおり議員、大平よしのぶ議員が初質問が行われ応援傍聴に。池内議員はLGBT問題を取り上げ、性的マイノリティの社会的認知を拡大するための施策を法務大臣と文部科学大臣に力強く要求。広島出身の大平議員は原爆訴訟について政府の冷たい姿勢を批判。被爆国として核兵器禁止条約のすみなやかな交渉開始に賛成するべきだと厚生労働大臣、外務大臣に迫りました。

どちらも新人議員らしからぬ堂々とした論戦態度。若さの中に鋭さと力強さが漲るすばらしい質問でした。

【3月4日】 国会要請、デモ激励、委員会傍聴、質問準備

[活動報告]2015/03/04 更新

16万筆もの署名を携えて、消費税廃止各界連絡会のみなさんが国会請願に来られました。歴史を紐解くと、消費税の成り立ちは戦費調達のためだったと言われています。安倍政権も消費税の増税とセットで軍事費を増やしています。今日開かれた、財政・金融委員会でも、わが党の宮本徹議員が軍事費拡大路線を追及しました。10%への増税許さず、暮らしを守るために引き続き頑張る決意を固めました。

午後からは、〃安倍内閣の暴走許すな!春闘勝利、大幅賃上げ実現デモ〃を、衆議院議員面会所でお迎してエール交換を行いました。国会の内外での連携を強化することが政治を変えていく大きな力になるということを実感しています。秘書のみなさんもたくさん参加してくれました。

裁判所で働くみなさんでつくる労働組合、全司法の院内集会に招かれ、ご挨拶を申し上げました。高齢化社会の中で認知症になる方が増え、後見人制度の活用を求める動きも増えていますが、現場はけっしてゆとりのある人員体制ではありません。公務員は恵まれているとか、公務員は多すぎるという分断攻撃を跳ね返し、国民の暮らしとサービスを支える裁判所にしていくことが大切です。ヨーロッパ諸国との比較でも、日本の公務員は少ない現状があります。参加されたみなさんからも「実際に職場の現状を見てほしい」との要望も出されました。これからも現場主義で頑張ります。

さて、国会での昼食は、お蕎麦を食べることが多いです。値段は安く、しかも手打ちでおいしいです。ただ、関西人の僕には御出汁が濃いです。

 

【3月3日】 院内集会、要請行動、そして質問準備

[活動報告]2015/03/03 更新

自治労連、全大教、日本医労連による国会議員要請行動が議員会館で行われ、同僚議員と参加しました。昨年強行された「医療・介護総合法」が、社会保障のいっそうの削減をすすめようとしています。混合診療を拡大する患者申し出制度の導入や、大病院を紹介状なしで受診する場合のあらたな自己負担などが盛り込まれています。診療報酬の削減により、病院では看護師の慢性的な人員不足が生じ、体調を崩すなどが原因の離職者が増加していると言います。

政府は福祉への攻撃を強める一方で、大企業向けの減税や軍事費の拡大には余念がありません。財政の問題ではなく、政治姿勢の問題です。予算委員会が行われていますが、寄せられた現場の切実な声を抜本的な組み換えを求めていきたいと思います。

続いて、日弁連主催の院内集会「カジノ解禁について考える」に出席。アメリカのカジノを実態調査した静岡大学の鳥畑与一教授が「統合型リゾート(IR)は天使か悪魔か」をテーマに講演されました。経済の起爆剤、成長戦略の柱と期待されるカジノ解禁ですが、アメリカでは雇用は増えず、地域は疲弊し、閉鎖するカジノも後を絶たないことが報告されています。

日本には推定536万人もの依存症患者がいるとされており、有効な対策も取らないままカジノを推進することに国民からは反対の声が高まっています。消費者団体、宗教者、労働組合など、この日も幅広い団体・個人が参加し、大いに盛り上がりました。「絶対に反対です」と力強く訴える民主党議員の姿にも励まされました。僕からも、大阪で橋下市長がカジノ誘致に熱心であることを紹介し、世論と運動を盛り上げて解禁を阻止しましょうと訴えさせていただきました。

夕方4時からは、予算委員会が行われている第一委員会室へ。わが党の穀田恵二さん、赤嶺政賢さんの質問を応援傍聴しました。地元への説明もなく米軍と自衛隊との基地共用を画策し、米軍基地ゲート前で正当な抗議行動を行っている市民を逮捕する。政府の不当なやり方に憤りを爆発させている沖縄の声を届ける迫力ある質問でした。

さて、わが党新人議員の質問が続々と行われていますが、清水忠史の初質問について。3月12日(木)午前11時30分ごろより、予算委員会で一般質問に立つことが決まりました。また、それ以前に、予算委員会の分科会質疑が行われるかもしれません。事務所のみなさんと協力して質問原稿を練り上げているところです。