【3月5日】 院内集会~国会請願~FC加盟協会懇談~院内学習会~応援傍聴
自治労連の院内集会に参加。非正規でありながら公務労働者として働くみなさんから現場の実態や要望を聞かせてもらいました。国による地方交付税の減額や、行革の名による自治体での人件費削減が行われる中、派遣やパート、任期付ではたらく公務労働者が激増しています。いつ解雇されるかわからない不安にさいなまれながら、住民サービス向上のために頑張っている非正規公務労働者の実態がよくわかりました。
専門性を磨き、仕事に誇りを持って頑張っている公務労働者を部品のように取り替えていくことは認められません。再任用を勝ち取り、最低賃金を大幅に引き上げ、正規・非正規の均等待遇実現をめざし、力をあわせようとご挨拶させていただきました。
生協労連のみなさんから「最低賃金の引き上げと労働時間法制の強化」について要請を受けました。昨年の最低賃金の引き上げは全国平均で16円のアップであり、物価上昇や消費税の増税を含めると実質マイナスとなっています。また地域間格差も拡大し、東京888円と高知677円では211円もの開きがあります。中小企業への支援を強化しつつ、全国平均1,000円以上を早期に達成するべきです。
午後からは、全国フランチャイズ加盟店協会のみなさんと党国会議員団との懇談。コンビニエンスストアでの慢性的な人員不足や社会保険料未加入問題について意見交換をさせていただきました。加盟店オーナーの意思に沿う24時間営業の見直しの必要性についても学ぶことができました。
続いて院内学習会「食品の新たな機能性表示制度をめぐって」に参加しました。主催はNPO法人食品安全グローバルネットワークでJA全農が協賛。消費者庁が食品に「目の健康維持」「おなか整える」などの機能表示をあらたにみとめる制度をはじめようとしています。
「食べれば効果」などの表示も届け出制となり、許可が不要に。健康食品業界にとっては販売促進のチャンスと捉えているようですが、その効果について科学的な根拠に疑問が残る場合などは、消費者への不安やリスクは増大します。私は消費者問題特別委員会の委員でもありますから、この問題も消費者の目線でしっかりと認識を深めていく必要があるようです。
一枚くらいはホッとできる写真を。国会内にある喫茶「あかね」のチキンカレー(600円)を昼食にいただきました。写真では分かりにくいですがサフランライスです。東京へ来てから大好物のカレーライスにありつけていなかったので、格別に美味しくいただきました。
夕方は予算委員会で池内さおり議員、大平よしのぶ議員が初質問が行われ応援傍聴に。池内議員はLGBT問題を取り上げ、性的マイノリティの社会的認知を拡大するための施策を法務大臣と文部科学大臣に力強く要求。広島出身の大平議員は原爆訴訟について政府の冷たい姿勢を批判。被爆国として核兵器禁止条約のすみなやかな交渉開始に賛成するべきだと厚生労働大臣、外務大臣に迫りました。
どちらも新人議員らしからぬ堂々とした論戦態度。若さの中に鋭さと力強さが漲るすばらしい質問でした。