「安保破棄!大阪学習決起集会」が開かれました。日本共産党基地対策責任者の小泉親司さんが基調講演。豊富な資料を示しながら、集団的自衛権閣議決定の嘘とごまかしを告発しました。東南アジアでは紛争の平和解決が主流となっているのに、日本政府はもっぱら軍事的対応一辺倒。中国と韓国の首脳会談が複数回行われているのに、安倍首相は両国首脳との二人きりでの首脳会談が実現していません。日本の独立と平和を勝ち取るためにも、軍事同盟である日米安保条約を廃棄することが求められています。京丹後市のXバンドレーダー米軍基地建設に反対している、近江裕之さんから特別報告がありました。米国へ向かうミサイルのレーダー捕捉が目的であるならば、敵国の一番の標的になることは避けられません。安保破棄諸要求貫徹大阪実行委員会の植田保二事務局長からは、沖縄知事選挙勝利のために力を尽くそうと行動提起が行われました。沖縄県民の願いを踏みにじり、民主主義を破壊しながら辺野古への新基地建設を強行するなら、日米両政府の根拠となっている安保条約の是非そのものが問われる状況が広がるでしょう。
清水ただしは閉会挨拶を担当。「市街地の中心に位置する米軍普天間基地は危険極まりなく、滑走路の長さは2800メートルもあります。この会場が面している日本一長い商店街である、天神橋筋商店街が2600メートル。辺野古への移設を条件とせず、すぐに閉鎖すべきです。危険なオスプレイの全国配備を許さず、沖縄知事選挙で勝利するために運動や学習を広げましょう」と訴えました。当日は様々な集会が重なっていたようですが、たくさんの方が参加してくれました。ありがとうございました。