活動報告

【桜井昌司さん星になる】

[活動報告]2023/09/01 更新
 1967年に茨城県利根町布川で起きた殺人事件で嘘の自白を強要され、無期懲役となり29年間も獄中に繋がれた冤罪被害当事者の桜井昌司さん。2011年には再審無罪が確定し、2021年には国賠でも勝訴されました。
 2015年、盗聴の拡大や新たな冤罪を生み出す部分的な取り調べの可視化を含む刑訴法改定の審議の際、参考人として法務委員会にお越しいただいて以降、懇意にさせていただいてきました。コンサートや出版記念にも伺わせていただきました。
 ここ数年は病とたたかいながらも、冤罪撲滅や再審法改正をめざして積極的に活動されました。常に明るく周りを励ましてくれた方でした。私も何度も励まされました。
 最後にお会いしたのは今年1月の国民救援会大阪府本部の旗開き。桜井さんは挨拶の中で「みなさん情勢が厳しい、厳しいと言われるけど、厳しいのは当たり前でしょ。その厳しさを突破しなければ展望は開けないんですよ。頑張りましょうよ」と述べ、檄を飛ばして下さったことが印象に残りました。
 8月31日、茨城県の水戸市斎場で告別式が行われ参列いたしました。会場は入りきれないほど多くの方が参列されておられました。みんなに親しまれ、頼りにされ、愛された桜井昌司さん、安らかにお眠りください。長い間、ほんとうにお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
 

【お知らせ】

[活動報告]2023/08/30 更新

 私、清水ただしは次期衆院選で大阪4区(城東区、都島区、福島区、北区)から立候補することを発表しました。近畿比例候補との重複です。大阪の玄関口、ビジネス街や繁華街を抱え、昼間人口は76.5万人という堺市の人口に迫る大票田。ここでこそ比例前進めざし、党の政策を語り抜きます。

【共産党の支持率を上げるためには】

[活動報告]2023/08/29 更新
 自民党の党員数は112万人と言われています。方や私たち日本共産党は約26万人。これでは綱引きに勝てません。相手側には公明党が加勢し、維新の会が偽物の手綱を持ち出し、自公と対決する素振りを見せながら、その実、与党が有利となるように、私たちが持つ手綱を引き剥がそうと必死です。
 アメリカいいなり、財界中心、戦争回帰という恐ろしい社会へ引きずり込もうとされているときに、私たちの力はあまりにも小さいのではないでしょうか。今こそ、40万、50万の党をつくり、国民の命綱を平和と暮らしを守る陣地へ引き戻さなくてはなりません。市田忠義副委員長がよく言われるように、力のある人は思いっきり引っ張っていただき、そうでない方はそっと手を添えてくださるだけでも結構です。それが、日本共産党の一員となっていただくことの誇りと意義だと思います。
 27日午前は、堺市堺区で夏のつどい「おしえて⁈清水さん」に参加。会場いっぱいに参加者で盛り上がりました。
 マイナンバーカードのトラブルやアルプス処理水の海洋放出について党はどう考えているのかという質問や、政党助成金を受けとならないことや、共産党の名前を変えないことへの疑問などにできるだけ丁寧にお答えしました。
 終了後、おふたりの方が日本共産党への入党を決意してくれました。
 午後からの福島区の演説会も猛暑をおして多数のご参加がありました。今の気候危機に対して私たち一人ひとりに何ができるのか、準備の遅れている大阪・関西万博はどうするべきかというテーマについてお話をさせていただきました。
 こちらの会場でも、参加されたうちのおひとりが、入党申込書を持ち帰られ「今月の赤旗集金の時までに書いておくね」と入党を約束してくれたことは励みになります。
 岸田政権の支持率がいくら下がったとしても、日本共産党の支持率が自動的に上がるわけではありません。維新の会などニセモノの与党の受け皿に目移りさせてばかりはいられないのです。自らの力で風を吹かせ、来たる衆院選では比例近畿ブロックで10年ぶりの議席増を目指し、私も国会に駆け戻る決意を語りました。(2023/8/28記)
 

【犯罪被害者支援の充実を】

[活動報告]2023/08/29 更新
 26日、神戸市内で「犯罪被害補償を求める会」の年次総会が開かれました。日本共産党からは私と、庄本えつ子兵庫県会議員が参加。立憲民主党の北野さと子宝塚市議会議員も挨拶され、日本維新の会の片山大介参院議員からメッセージが寄せられました。
 総会では、2年前に大阪天満のカラオケパブで被害に遭った稲田真優子さんのご遺族も参加され、被害者遺族の置かれた精神的、経済的苦痛の深刻な実情についてお話しされました。
 警察庁所管の犯罪被害給付金は「見舞金」という性格が強く、犯罪被害者や遺族が平穏な生活を取り戻していく上では金額的に不十分なものです。自賠責保険並みに引き上げるなど、支援の拡充が必要です。
 また、民事裁判で加害者への損害賠償請求が認められたとしても払われず、ほとんどの被害者が泣き寝入りしているのが実態です。日弁連は国による立替払制度の創設を求めています。
さらに、殺人や傷害事件の加害者(容疑者)には国選弁護人が付きますが、被害者はそうではありません。被害者支援弁護人制度の創設について、自民党からも提案されており、実現が望まれています。
不条理にも突然犯罪被害に遭われた当事者やご家族を社会全体で支える制度を実現させるために私も力を尽くします。(2023/8/27記)
 
 

【東大阪市 市長市議選挙・市政転換を】

[活動報告]2023/08/29 更新
 これまで自民、公明の推薦を受けて当選してきた東大阪市の野田義和市長が、突如として維新公認で出馬することを表明。裏切りだ、節操がないなどの批判に対して野田氏は、自民、公明、維新にそんなに違いがあるわけではないと述べています。これでは東大阪市政を市民本位に変えることはできません。
 日本共産党も参加する明るい東大阪をつくる会は、前共産府議の内海公仁さんを市長選挙に擁立し、市政転換を掲げてたたかいます。同時に行われる市議選で日本共産党は議席増を目指し奮闘しています。25日、しおた清人市議と街頭宣伝に取り組み、かみの淳一前市議とつどいに取り組みました。(2023/8/26記)