活動報告

大阪革新懇主催のシンポで縦横に語る

[活動報告]2013/06/03 更新

6月1日、大阪革新懇主催のシンポジウム、「明日の日本 どうなる、どうする」が開かれ、清水ただしもパネリストの一人として参加させていただきました。前半のテーマは大阪都構想や橋下市長の暴言問題について。

 
この問題を語りだすとトランス状態になってしまう(笑)という立命館大学の森裕之教授は、大阪都構想の矛盾点をリアルに告発し、自治体破壊を食い止めるためにも秋の堺市長選挙の結果がきわめて重要だと問題提起されました。
 
大阪YWCA会長の小澤裕子さんは「あの人は自分の価値観を一般化する人」と痛烈に橋下市長を批判。文楽などの補助金カットは大阪の文化や街を台無しにしてしまうとお話されました。
 
後半、憲法と民主主義が…テーマに。帝塚山学院大学の薬師院仁志教授は「憲法9条を変えさせてはいけないことはもちろんだが、仮に改憲勢力に変えられたとしても絶対に戦争を起こしてはいけない」と発言。フランスとの選挙制度の違いも紹介され、民主的な議会になっていない日本の現状をするどく告発しました。
 
小澤さんも「憲法を日常の会話の中で語れる情勢になっていることは重要」と、9条を大切に思う立場から発言。「大人の社会科」の授業も担当される小澤さんは、諸外国なみに近代史を学ぶことが大切だとも話されました。
 
「憲法、原発、基地問題などで、選挙での革新勢力の大同団結が必要ではないか」という会場から出された質問に対し、私から「首長選挙などではこの間も共同を大切にしてきました。しかし国政での共同は、政策協定と選挙協定が前提となります。例えば安保条約の是非についても一致して共同できる政党が今は存在しないということが現実です」とお答えさせていただきました。
 
さらに「沖縄では選挙協力が実現している。日本共産党は国政でも共同を模索してほしい」との意見が出されました。「確かに沖縄では地域政党である沖縄社会大衆党と選挙協力が実現できましたが、80年の社公合意以降、国政政党間での共同は困難になっていますよね。2006年に憲法改悪に抗する共同の申し入れを社民党に行った際にも返事がありませんでした。脱原発基本法でもわざわざ期限を設定し私たちが共同できない条件をむこうからつくっているのです」と私から事実を紹介させていただきました。
 
改憲勢力が国会で多数を占める中、暴走を食い止めるために反対する勢力の結集を思う気持ちは十分理解できますが、政党の組み合わせから出発するのではなく、暮らし・民主主義・平和の革新共同目標を実現するために先頭に立つ日本共産党が大きくなることが、広範な保守・無党派の方との共同を広げるためにも重要だと思います。
 
 
あっという間の3時間。コーディネーターの藤永のぶよさんもご苦労なさったことだと思います。しかし、とても充実した内容になりました。60年代生まれのパネリストばかりでしたが、よい緊張感を持って楽しみながら話すことができました。
 
次回以降もお声がかかれば喜んで参加したいと思います。

言い訳とゴマカシは許しません!発言の撤回と謝罪を!

[活動報告]2013/05/22 更新

5月21日、大阪市役所前で訴えました。この間の橋下市長の言い訳とゴマカシに怒りを禁じ得ません。コータロー参院大阪選挙区候補と寺戸月美大阪市会議員と一緒にマイクを握りました。
通勤途上の方から、「橋下さんがあんな酷いこと言うてたん知らんかったわ~」「最近、共産党頑張ってんなあ~」などの反応も寄せられました。
一時間で600枚近い市会報告ビラを配布しました。

「慰安婦が必要だったことは誰でも分かる」。この発言を撤回し、謝罪しないのであれば、市長を辞職するべきです!幕引きは許しませんよ!

慰安婦問題で各政党の良識が問われている!

[活動報告]2013/05/20 更新

「慰安婦は必要だった」発言の撤回と謝罪をせぬ橋下市長。政党の代表としても資格が問われています。日本維新の会から参院大阪選挙区で出馬を予定している東氏も、橋下市長の発言を否定しておらず、その見識が問われています。
日本共産党大阪府委員会とたつみコータローは20日、各党に対し、慰安婦問題での公開討論を呼びかけました。
僕もさっそく、公明党大阪府本部へ慰安婦問題での公開討論を呼びかける申し入れに行きました。事務局の方が「執行部に届けます」と対応してくれました。政府が軍の関与と強制を認めた慰安婦問題を「休息を与えようと思えば必要だった」と肯定する発言は許されるものではありません
あくまでも発言の撤回と謝罪をせず開き直りとごまかしに固執するなら、市長としての資質はないと言わなくてはならず、辞職を求めざるを得ません。

奈良選挙区に挑む谷川かずひろさんの事務所開きへ

[活動報告]2013/05/18 更新

5月18日、参議院奈良選挙区から立候補を予定している谷川かずひろ候補&山下よしき参議院議員の事務所開きに参加しました。谷川候補は34歳の若手政治家。青年運動の先頭に立ち、弁舌もさわやか。2歳の娘さんを持つ子育て真っ最中のイクメンパパなのです。
僕は山下よしき書記局長代行の代行(笑)でご挨拶。自共対決の情勢と山下よしき参議院議員の実績と役割についてお話させていただきました。
奈良市では参議院選挙と同日に市長、市議会議員選挙が行われます。橋下市長の一連の慰安婦発言が影響してか、維新の会の候補者ポスター(橋下市長とツーショット)が夜な夜な、支持者宅から剥がされているとの情報も。もう、恥ずかしくて貼り出せないのでしょう。
比例5議席絶対確保へ!そして選挙区でも果敢に勝利に挑む!オモロイ選挙にしようではありませんか!

許されない橋下市長の慰安婦問題での発言

[活動報告]2013/05/16 更新

橋下徹大阪市長の暴言やツイートが大問題になっています。「日本軍の関与による慰安婦強制の証拠ない、慰安婦は必要だった」というものです。証拠がなくても関係者の証言で事実と認定し謝罪したのが河野談話です。

発言が問題になってからも、慰安婦問題で言い訳とも説明ともつかないツイートを繰り返す橋下市長。日本「だけ」が「レイプ国家」と批判されるのはおかしいという内容のものもあります。しかしこれは、親や先生に叱られた子ども…が、「悪いのは僕だけちゃうよ!みんなも悪いことやってたやん!なんで僕だけ怒られなあかんの!?」と言っているに等しいのではないでしょうか。
沖縄の米軍司令官に「もっと風俗活用を」と述べたり、大阪市職員に対しても性犯罪抑制のためには風俗を推奨することもあり得ると、「風俗のすすめ」を展開するなど、女性の人権を踏みにじり、沖縄県での性犯罪被害者を侮辱する発言を繰り返しています。
市長としてはもちろん、政党の代表としての資質も資格もないと言わなくてはなりません。
日本維新の会共同代表の石原慎太郎氏も「軍と売春はつきもの」、松井一郎幹事長も「慰安婦は必要とされていた」などと、橋下市長を擁護する発言を行っていることからも、政党としての存在そのものが問われるべき問題です。
大阪市役所で怒りの宣伝行動に取組みました。午前8時過ぎから21人で570枚の号外ビラを配布。発言の撤回と謝罪を求めてさらに追及していきたいと思います。