活動報告

淀川左岸線高速道路に脱硝装置の設置実現

[活動報告]2013/02/24 更新


今年5月から共用が開始される阪神高速道路・淀川左岸線。地下を走るトンネル構造のため排気ガスの処理方法が焦点となっていました。公害道路にしてはならぬと、排気ガスを噴き出す煙突の内部に粉塵や微粒子を付着させる脱硝装置の設置を求める住民運動が此花区民を中心に高まり、コータロー参院選挙区候補や瀬戸一正前大阪市会議員も努力してきました。

この度、晴れて脱硝装置の設置が実現。2月20日に視察してきました。福島区~北区を通る第二期工事でも脱硝装置を設置させることが大切です。それ以前に淀川堤防の中をトンネルを掘って自動車を走らせるという構造上の問題があり、本当に実現するのかと市民の不安が高まっています。

橋下大阪市長はかつて「地下鉄を売ってでも高速道路・左岸線延伸部をつくりたい」と発言した事がありましたが、これらの高速道路は当時の阪神道路公団でさえ採算が取れないと判断した不要不急のものです。ハコモノ事業ではなく住民の暮らしをあたためる施策への転換が必要です。引き続き頑張ります。

国民運動と共同して国会を動かします

[活動報告]2013/02/17 更新

2月16日、党主催の国会報告と要求懇談会が開かれました。新しく書記局長代行となった山下よしきさん、参院大阪選挙区候補のコータローさんと選挙勝利にむけて決意の握手。総理が財界トップに賃上げを求め、財務大臣が内部留保の活用に言及するなど、日本共産党の国会質問が政治を動かしています。参加された方からも「国会では少数派だが、国会の外の運動と合わせれば私たちは多数です!」との激励もありました。これからも国民の運動と結んで要求実現へ奮闘します!

新しい年に決意あらた!

[活動報告]2013/01/01 更新

大阪天満宮近くにて、毎年恒例の元旦宣伝に取り組みました。高い支持率を背景にして原発再稼働やオスプレイの自衛隊導入、賃上げなしの物価引上げなど、国民の暮らしと平和を破壊する悪政をすすめようとしている安倍内閣。7月の参議院選挙までにその真相を暴露し対決していくことが求められています。
比例代表候補としてたたかう山下よしき参議院議員、たつみコータロー大阪選挙区候補、宮本岳志衆議院議員も元気いっぱいにうったえました。「清水さん惜しかったね。頑張ってね」という激励の声もかかりました。とても励まされました。スタートダッシュが大切です。もうたたかいは始まっています。新しい年明けに「今度こそ勝利するぞ」という決意をあたらにしたところです。

ごあいさつ 衆議院選挙のたたかいを終えて

[活動報告]2012/12/17 更新

 

2012年12月17日

 日本共産党近畿ブロック比例代表 大阪4区重複候補 

清水忠史

 12月16日に投開票された第46回衆議院選挙で、日本共産党は8議席を獲得しました。残念ながら近畿ブロックの現有議席を確保できず、私は当選に至りませんでした。応援してくださった皆さんや、勝利のためにご奮闘いただいた後援会・党員の皆さんには申し訳ない気持ちで一杯です。また、小選挙区でも風穴を開けることができず、力不足をお詫び申し上げます。

今回の選挙は3年4カ月の民主党政権に国民がノーの声を突きつけた結果だと思います。多くの国民の願いに背き、原発再稼働、オスプレイ配備を強行し、公約になかった消費税増税を押し付けた悪政への厳しい審判が下ったものだと考えます。

どんな問題でも改革のビジョンを提案し、行動する日本共産党の姿に、新たな支持の広がりや期待を感じることができた選挙でした。しかし、新しい政治を求める国民の願いを私たちが受け止めるには力が圧倒的に不足していました。どんな状況にあろうとも必ず勝利・前進できる強い党をつくらなくてはならないと、あらためて決意を固めたところです。

自民党が圧勝しましたが、もとをただせば格差と貧困を広げる構造改革路線をすすめてきたのが自民党の政治です。消費税増税や年金改悪についても民主党と一体で押し付けた共犯者です。憲法を変えて国防軍を持つという自民党の選挙公約に拒否感を持つ国民も少なくありません。維新の会も含め、どんな政権の枠組みになろうとも、国民との矛盾は益々激化せざるを得えません。国民の立場ではたらく国会議員が必要です。

これからが本当に日本共産党の出番です。当選させていただいた、こくた恵二さん、宮本たけしさんを先頭に、日本共産党国会議員団が悪政にストップをかけ、国民の要求を実現するたたかいに、いっそう励むことは間違いありません。

私は胸にバッヂをつけることができませんでした。しかし、これまで以上に、国民運動の先頭に立ち、国会議員団と連携して国民が主人公の政治を実現するために奮闘する決意です。そして、さらに磨きをかけた演説で、聞く人々に希望と笑顔を運ぶことができるよう、精進してまいります。

「たたかいは、負けたら終わりではなく、やめたら終わり!」

このことを肝に銘じ〃勝つまで続ける〃〃当選するまで頑張る〃、政治家・清水忠史にご期待くだされば幸いです。

今後とも、あたたかいご支援を、心からお願い申し上げまして、清水忠史からの心からのご挨拶とさせていただきます。

提案し、行動する。日本共産党の清水ただしです。

[活動報告]2012/12/03 更新

 

12月2日(日)夜、梅田お初天神のライブハウス・アムホールにて、各党の論客と並んで青年100人と対話するトークイベント「Big buzz」に日本共産党を代表して参加してきました。

当日はユーストリームでも配信されました。動画はこちらのサイトで見ることができます。http://www.youtube.com/watch?v=Pm05v1LsY3Q&feature=youtu.be または http://msbb.jp/です。

写真前列左から公明党参議院議員の石川さん、民主党元府会議員の尾辻さん、社民党衆院予定候補の井上さん、清水ただしを挟んで自民党堺市議の野村さん、維新の会府議の紀田さんです。テーマはスバリ"雇用"について。原発や消費税も大事な問題ですが、格差と貧困を拡大してきた雇用問題こそ、各党の政策をたたかわせ、有権者に見極めてもらうべきテーマだと思います。共産・民主・自民・公明・維新・社民の代表がそれぞれのテーブルについて、青年たちと直接交流。私のテーブルでは長時間過密労働や最低賃金、障害者雇用の問題などについて質問があり、丁寧にお話させていただきました。その後、非正規雇用をなくすためにはどうすればいいかという質問に他の政治家のみなさんと一緒にフリップに書いて説明。最後は参加した青年から、どの政党の雇用政策に共感できるかという支持投票もおこなれ、大いに盛り上がるイベントとなりました。今回のルールの中には「他党の政策を批判しない」というものがありました。まさに、提案し、行動する日本共産党の政策と役割を語ることができましたし、私自身は二年以上パーソナリティを務めている派遣村TVの経験が活かされたと思います。また、青年の生の声をきき、それを政策に反映して実現していくことの大切さを学びましたし、他党のみなさんの雇用政策についても認識を広げさせていただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。参加者のみなさん、スタッフのみなさん、お疲れ様でした。

 

12月1日には、トークイベント「22世紀の子どもたちへ」に参加。2人の息子さんに愛情を注ぎ育ててこられた落語家の笑福亭竹林さん。橋下市長がかつて「所詮、子どもは恐怖心でしかコントロールできない」と発言をしたことにご立腹。前大阪市長の平松邦夫さんとともに熱く教育論を語られました。第二部では私もご指名をいただき、前市長の平松邦夫さんと、前自民党府会議員の徳永しんいちさんと舞台に上がってトーク。競争と序列の教育を押し付ける教育基本法の問題点などを指摘させていただいたうえで、学童保育の補助金廃止を市民の運動で撤回させたことなどに触れ、「一年前に始まった大阪の民主主義を守ろうという動きは確実に発展してきていると思う。みなさんと素晴らしい大阪を守っていきましょう」と発言させていただきました。

11月29日には、大阪の台所と呼ばれる大阪中央卸売市場へ入り、赤旗号外を配布し仲卸のみなさんと対話をさせていただきました。消費税が上がれば仲卸の皆さんは大変。荷受との取引は外税、買い出し人との取り引きは内税、いまでも値引きを要望されており、増税されたら大打撃です。「どこに入れたらええか分からんわ~」という業者には、「スジを通しブレない党がありまっせ~!消費税以外に財源つくります!」と対話しました。デフレ不況克服のためにも、消費税増税を中止に追い込み、中央市場に活気を取り戻すために頑張ります!

同じ日に、比例代表近畿ブロック予定候補のみなさんと法廷ビラ用の写真を撮影しました。翌日には政見放送の収録。7人のチームワークで見事成功を収めることができました。どんな課題にも提案し、行動する日本共産党の姿をズバリ示す内容になったと思います。公示日以降、ぜひご覧いただければと思います。

11月19日、関西電力が正式に値上げを表明したことを受け、電気料金の値上げ撤回と大飯原発即時停止を求める申し入れを行いました。大飯原発に続く再稼働ができない状況が続くと財務体質が悪化することを値上げの理由にしています。まるで、「値上げが嫌なら他の原発も再稼働させよ」と脅しているようです。しかし実際は、原発依存を続けることこそが経営を悪化させていると言わなくてはなりません。福島第一原発の事故を見ればわかるように、いったん大事故が起これば賠償や除染に莫大な費用がかさみます。関電は電力事業者11社中、最も原発依存度が高いのです。異常に高い液化天然ガスの価格を引き下げる努力を行うこと、総括原価方式をあらためるなどを実行すれば、電気料金の値上げは抑制できるはずです。原発を稼働し続ければ、捨てる場所のない使用済み核燃料が際限なく増えていきます。6年もすればプールからあふれるというではありませんか。原発はただちにゼロにすることが一番の解決策です。強く申し入れました。

同日、防衛省近畿中部局を訪問し、オスプレイ配備の撤回と、危険な飛行訓練の中止を求める申し入れも行いました。オスプレイの飛行訓練は沖縄だけでなく、和歌山県を飛ぶ「オレンジルート」、鳥取・京都・兵庫の県境を飛ぶ「ブラウンルート」で行われることが確認されています。オスプレイの訓練がドクターヘリの出動と重なり、ニアミスや重大な事故につながる恐れがあるのです。防衛省近畿中部局としては「オスプレイにかかわらず米軍機の飛来については承知しない」という回答に唖然としました。こんなことで国民の生命と財産が守れるのでしょうか。日米安保条約をなくして、オスプレイも米軍基地もない平和な沖縄・日本をつくりたいと思います。