活動報告

なくそう核兵器5.17府民のつどい

[活動報告]2014/05/21 更新

5月17日、エルおおさかで行われた「なくそう核兵器5.17府民のつどい」は大勢の参加者で盛り上がる集会となりました。女学校時代に被ばくした高木静子さんの証言を聞かせていただき、ますます核兵器廃絶への思いを強くしたところです。
当日は毎日放送も取材に来ていました。府民の中に関心が高まることを願いたいですね。2010年のNPTニューヨーク行動に参加した辰巳孝太郎参議院議員も登壇して挨拶。条件が許せば、僕も来年のニューヨーク行動に参加したいと思っています。それまでに大阪で100万筆の核兵器廃絶アピール署名を達成したいと思います。

教育改革提言を発表

[活動報告]2014/04/04 更新

日本共産党大阪府委員会は、このほど教育改革提言を発表し、4月4日、大阪府庁記者クラブにて記者会見を行いました。

この提言は、安倍政権と橋下「維新」などによる教育への不当な介入を許さず、府民の要求実現に向けた取り組みを通じ、「子どもを中心とした教育を」と願う、幅広い人たちとの対話と共同を広げることを目的としています。

さらに提言では、政治権力による教育支配を歯止めなしに拡大しようという、きわめて危険な内容をはらんだ教育委員会制度改革案の問題点を明らかにしつつ、教育委員会制度の民主的改革についても提案しています。

大阪でも校長公募制度は破たんし、教科書問題でも、維新の干渉を撥ね退け、府立高校が自主的に剪定した教科書が採用されるなど、維新政治とたたかう世論と運動が広がっています。

義務教育に対する国庫負担金を増額し、行き届いた教育環境整備や、返済義務のない大学奨学金の創設など、国に対しても声を届けていくことが求められています。

 

 

消費税増税勢力に厳しい審判を!

[活動報告]2014/04/04 更新

4月1日から消費税率が8%に引き上げられてしまいました!増税勢力に満身の怒りを持って抗議します!決まったことやからとあきらめてたら、すぐに10%にされてしまいます!税金の集め方と使い方を根本的に見直して、5%へ戻す展望を切り開くたたかいを今日から開始しましょう!

大阪都構想ストップへ市民共同を広げましょう!

[活動報告]2014/03/07 更新

3月4日、大阪都構想の学習会が行われました。僕清水ただしがスライドに合わせて都構想のでたらめぶりを解説。DVDに編集して部内資料として活用する予定です。約1時間お話をしましたが、そもそも中身のないものを解説するのは難しいですね(笑)参加者からは「わかりやすかった!」「知らんこともたくさんありました!」などとの感想とともに、「清水さん、ホンマによう喋りますね~」という声も(汗)歴史的有機体として生き物のように発展してきた大阪市を廃止することは許されません。都構想にメリットなし!実現性なし!維新の会をさらに包囲していきましょう!参加者のみなさん、ありがとうございました!スタッフのみなさん、ありがとうございました!チームワークで成功をおさめることができたと思います!

3月5日には北区労働者後援会のみなさんと宣伝に立ちました。大阪都構想とは、大阪市を解体して財源と権限を集中し、無駄な開発やカジノに税金を投入すること。住民サービスは削られ、地下鉄や病院など市民の財産は売却・廃止されます。都になれば儲かると宣伝していますが、儲かるのは関西財界とカジノ関連企業です。府と市の再編コストは初年度141億円、次年度81億円、その後も毎年50億円台の規模でかかります。これは府市大都市局の試算です。一方、毎年の効果額は正味9億円程度。大阪都構想こそ最大の無駄遣いなのです。「何か対案を出せ」というのなら、都構想はやめときなはれということです。市民の共同をさらに広げ、橋下前市長と維新の会を追い詰めていきましょう。

橋下徹大阪市長の辞職と出直し選挙について

[活動報告]2014/02/07 更新

本日、橋下徹大阪市長が市議会議長に辞職願を提出しました。法定協議会で自分たちの案が通らないことを理由に職を投げ出し、「大阪都の設計図をつくる」ことを6億円もの費用がかかる出直し選挙の争点に掲げるとしています。
「大阪都」にすることによって、当初彼らが捻出できると主張していた財政効果額がまやかしであったことが露呈し、二重行政解消の名で強行された住吉市民病院の廃止や赤バス廃止、水道福祉減免廃止、文楽や音楽団などへの補助金削減など、これまでの施策を見ても、およそ彼らのめざす市政運営の先に、「市民が主人公」の概念など毛頭ないということが実証されています。
よもやどのような「設計図」をつくろうとも、まともに市民生活を「組み立て」ることなどできません。潔く大阪都構想を撤回することこそ筋ではないでしょうか。
百歩譲って、あくまでも都構想に固執するのであれば、法定協議会でさらなる議論を重ね、異論を唱える議員を説得し、粘り強く協議をすすめること…です。そして、なぜ自分たちの案が優れているのか、議会の中で説明責任を十分に果たすことが必要でしょう。
その手順を放棄し、反対されたらすぐ選挙。主張が通らなければすぐ選挙。二元代表制や民主主義を否定し続け、まるで子どもがファミコンをリセットするように選挙を便利な道具とばかりに繰り返し行うことなど許されません。道理もなければ、大義もありません。
しかも今日になって橋下市長は、自分が再選されたら、「民意」なるものをタテに法定協議会のメンバーから、自民、民主系、共産の議員を外すと公言しています。法定協議会で否決に回った公明党をメンバーに残すことについても矛盾の極致ですが、首長の胸先三寸で賛成派ばかりの議員を囲い、協議をすすめる「設計図」なるものに、市民の付託なるものが存在すると言えるのでしょうか。
日本共産党大阪府委員会は、今回の橋下市長の辞職は破たんの末に追い込まれた破れかぶれ、民主主義否定の暴挙であると批判すると同時に、堺市長選挙で維新政治にノーを突きつけた時同様、広範な市民との共同の力によって、さらに橋下市長や維新の会に厳しい審判を下していくために全力を尽くす決意です。
「相手の土俵に乗るべきでない」「一人相撲を取らせて打撃を」「選挙になれば相手の思うつぼ」「ここは大人の対応で自民などに同調を」「選挙で勝たせてしまうとまた勢いづかせてしまうことになる」「これまで築き上げてきた共同の輪を崩す時ではない」「候補者立てたら今後は共産党を支持しません」など、市長選挙に候補者を擁立しないことを得策として、僕清水忠史のもとにたくさんのご意見が寄せられています。
一方で、「堂々と選挙での論戦を通じて彼らの欺瞞を暴いてほしい」「どうせ無投票になっても『都構想は信任された』となる。ならばたたかうべし」「ボイコットを呼びかける戦術が最後まで有権者の支持を得られるだろうか」「勝ち負けでなく、住民要求をつきつけるためにも候補者擁立を」「共産党が擁立しなくても、他人の立候補を阻止する権利はない。どうせ選挙が行われるのであれば、選択肢を増やすべき」など、擁立してたたかうべきだというご意見もあります。僕のツイッターやフェイスブックにお寄せいただいたコメントにつきましても、両論ございますが、しっかり受け止めさせていただいています。
今私から言えることは、現在、一部報道にみられるような、共産党大阪府委員会として独自候補を擁立することを決めたという事実はありません。また、「不戦論」を決断したという事実もございません。様々な意見を集約している段階です。決定次第記者会見で具体的方針を発表することになります。出直し選挙は3月9日もしくは16日になるとの報道もあります。具体的方針が決定するのを待たずとも、橋下市長の道理なき辞職や大阪都構想の嘘とペテンについて告発することは大いにできるわけです。各行政区でも、大阪都構想の問題点についての学習会が行われています。こうした活動を精力的に強めていくことが、いずれにしても橋下市長や維新の会をさらに追い込み、「大阪都構想」に痛打を与えていくことになると確信しています。ご一緒に頑張りましょう。