活動報告

あらたな冤罪生み出す?日本版司法取引についてい質問!

[活動報告]2015/06/30 更新

自分の罪を軽くするために他人の罪を供述する。日本版司法取引制度の導入について、6月30日の法務委員会で質問しました。

犯罪に関係のない、無実の第三者が事件に引っ張り込まれるのではないのか。冤罪をうみ出す危険性について問うと、上川陽子法務大臣も否定できませんでした。

質問時間は40分間。議席を増やしていただいた国民のみなさんに感謝するとともに、与えられた質問時間を一秒たりとも無駄にせず、引き続き努力いたします。

延長しても憲法違反変わらず!戦争法案を必ず廃案に!

[活動報告]2015/06/25 更新

6月24日に国会は会期末を迎えましたが、戦争法案を成立させるために与党は95日間というこれまでで最長の会期延長を強行しました。いくら延長しようとも、戦争法案が憲法違反であることの実態は何ら変わらず、廃案を求める国民の世論と運動は急激に高まっています。

国会論戦でさらに安倍政権を追い詰め、派遣法改悪や盗聴法大改悪と合わせて、悪政を阻止するために、引き続き日本共産党国会議員団は奮闘する決意です。

取調べの可視化は全事件を対象に!法務委員会で参考人質疑!

[活動報告]2015/06/11 更新

――取調べの可視化においていちばん大事なことは、違法な取調べの防止にこそあるのだ――

これは、周防正行監督の著書「それでも僕は会議で闘う」の巻末に記されたとても印象に残るものでした。6月10日の衆議院法務委員会における参考人質疑で、周防正行監督は「いまだに密室での取調べで被疑者を反省させ更生まで促す。世界では理解されない」と日本独自の取調べの在り方を厳しく批判されました。

布川事件の冤罪被害者である桜井昌司さんは、「警察はまるで職業的冤罪製作者」と自らの体験も踏まえて告発しました。違法な取調べを根絶するためには、全事件・全過程での録音・録画、被疑者だけでなく、参考人も含めて可視化することが必要です。

警察は「可視化の対象は裁判員裁判対象事件が限度」という答弁もおこなっています。加えて盗聴法の拡大や司法取引が一括で法案となっていることなど絶対に許されません。

参考人の皆さんの意見陳述や質疑の模様は、動画で視聴できますのでぜひご覧ください。

衆議院インターネット中継

大阪市を守った!さあ次は国会だ!盗聴法の大改悪を許すな!

[活動報告]2015/05/20 更新

 

5月17日に行われた大阪市の住民投票は、まさに涙の勝利でした。出口調査で劣勢が伝えられる中での反対確定報道に、日本共産党大阪府委員会に集まった一同、抱き合って喜びを爆発させました。

大阪市をなくしたらアカンと願う、幅広い共同がかつてなく広がりました。まさか自民党と共産党が合同で街頭演説するなんて、誰が想像できたでしょう。それだけ、大阪市が危険だったということ。そして、橋下市長の政界引退宣言。ついに、暮らしと民主主義を破壊してきた維新政治にノーの審判を下すことができました。

反対と書いてくださった市民のみなさんに敬意と感謝の気持ちを贈りたいです。そして、賛成と書かれたみなさんのお気持ちもしっかり受けとめて、よりよい大阪市のまちづくりをめざします。ご支援ありがとうございました。

さて、国会活動も多忙を極めています。5月19日、刑事訴訟法の一部改正案を議題として、衆議院本会議場で質問に立ちました。この法律は、冤罪事件を根絶するために検討が始められたものの、法案では、証拠の全面開示や取り調べの可視化はほんの一部にとどまり、盗聴法の拡大やあらたな冤罪を生みだす司法取引の制度が盛り込まれているとんでもない悪法です。

未だに盗聴を認めない警察に盗聴の自由を拡大すれば、国民のプライバシーや基本的人権が根底から侵されてしまいます。断じて認められないという立場から質問しましたが、法務大臣や国家公安委員長の答弁は空疎で不誠実なものばかりでした。成立を阻止するために、ますますファイトが湧いてきました。

この日は僕自身はじめての本会議登壇でした。やはり緊張しましたが、後援会から贈っていただいた真紅のネクタイで元気よく挑みました。引き続き頑張ります。

大阪市なくすな!歴史的なオール大阪のうねり!

[活動報告]2015/05/11 更新

大阪市を廃止・解体する住民投票まで一週間となった5月10日、自民党と共産党の合同街頭演説が行われました。自民党からは大阪府連会長の竹本衆議院議員、柳本参議院議員が参加。日本共産党からは、書記局長の山下参議院議員、宮本衆議院議員と私が参加し、エール交換を行いながらマイクを握りました。民主党の辻元衆議院議員、尾立参議院議員もかけつけ、党派を超えて、それぞれの立場から「大阪市をなくすな!」の思いを述べました。

山下よしき書記局長の「壊すより、いかして変えよう、大阪市」というフレーズに、あつまった多くの聴衆から拍手と声援が飛びました。共産党の宣伝カーに、自民、民主の国会議員がそろって登壇するという、歴史的な場面に立ち会うことができました。これは決して野合などではなく、愛する大阪市を守りたい、市民のくらしを支えたいという、切実な要求をもつ市民共同のあらわれです。

午後からは、扇町公園に5,000人を超える市民があつまり、集会とパレードに取り組みました。ここでも、党派をこえて、政令指定都市の大阪市を上から目線で廃止する住民投票に反対を広げようという熱い思いがうねりをあげました。医師会、商店会、地域振興会、経済界、市民団体、各政党から、決意表明が行われました。この集会には、共産党国会対策委員長の穀田衆議院議員も参加しました。

夜は、東成区で開かれた超党派の勉強会に党を代表して出席。各党議員のみなさんと、大阪市を廃止して、5つの特別区に再編することの意義などについて賛成・反対の立場から意見を述べました。週末の世論調査では、反対派がややリードしているものの、その差は僅かであり、まったく予断を許さない状況です。賛成派の巻き返し工作も決して甘くみることはできず、最後まで死力を尽くした運動が必要です。あと一週間。大阪市の廃止・解体をゆるさないために、住民投票で「反対」と書いてくださる方を大きく広げていきたいです。