１１月３０日、NPO法人監獄人権センターの創立20周年のレセプションに参加させていただきました。

罪を犯した受刑者にも人権が保障されるのは当然です。人間として尊重されなくてはなりませんし、そのことがしっかりとした更生にもつながると言えます。

しかし、実際にはその保障が十分行き届いているとは言えません。例えば、耐震基準を満たさない受刑施設がまだ多く残されています。また、冷暖房施設がなく、今年の夏も受刑者が熱中症で死亡する事故が起こっています。受刑者だから被害を受けよう知ったことではない、という考え方がもしも残されているとしたら大問題です。

塀の中は非常に閉ざされた社会であり、国民的関心も決して高いとは言えません。しかし、不当な扱いを放置することが許されないことは確かです。冤罪や違法な取調べがなくならない中、私たち国民が刑事司法をしっかりと監視していくことが求められているのではないでしょうか。

29日に横浜市上大岡で開かれた青年トーク集会には、140名の参加がありました。私からは、戦争法の危険性と違憲性を告発し、国民連合政府実現への展望などについて訴えさせていただきました。安保関連法に反対するママの会@横浜からもスピーチがあり、平和の大切さ、戦争しないことの重要性をみんなが共有できた集会だったと思います。

10歳の男の子からは「なぜ漫才師をやめて政治家になったのですか？」という質問が出されました。もちろんウケなかったということもありますが（笑）、「テレビや舞台から笑いを届ける仕事をしたいと考えていたけど、震災ボランティアに参加して、政治を変えて、普段の暮らしの中に笑いが絶えないような社会をつくりたいと思ったからですよ」と答えさせていただきました。

子どもたちの夢の実現のためには、自己責任論の押し付けだけでなく、それを後押しできる社会が必要です。ましてや国家が武器を持たせて戦場に送ることなど絶対に許されません。戦争法廃止へ、2,000万署名の達成へ、運動はまだまだこれからです。

ダブル選挙からまだ一週間の大阪府ですが、１１月２９日、池田市長選挙が告示されました。日本共産党は山元たけし候補（「みんなのための新しい池田市政をつくる会」（みんなの会））を推薦してたたかいます。

立候補している現市長も前市長も行財政改革の立場で窓口民間委託や学校統廃合を進めてきました。福祉と教育を守る山元たけし候補へのご支援をお願いします。

28日に行われた和歌山県有田川町でのつどいでは、約200名が参加してくださり、大きな熱気に包まれました。

和歌山県の名産はみかんですが、松坂英樹県会議員の話によると、TPPによる柑橘類の損害額が55億円にも上ることが判明し、農家にも不安が広がっているとのことです。国益を損ね、憲法を破壊する、安倍打倒へ、国民連合政府の実現を目指して頑張らなくてはと思いました。

「大切こどもを戦場に送らせたくはありません！」と力強く訴えた、参議院和歌山選挙区候補のさかぐち多美子さん！ぜひとも国会へ送り出したい！

権力を持つ人ほどダークサイド（暗黒面）に陥りやすいのではないでしょうか？金銭問題、異性関係、名誉欲など、あらゆる誘惑を断ち切り、正義を貫くことは容易ではないのかもしれません。

フォース（偉大な力）はあくまでも国民のために行使されるべきです。アメリカ言いなり、財界中心の政治を変革するために、僕たちのたたかいはこれからも続きます。

それにしてもスターウォーズの新作、早く観たいものです。