6月2日、投開票された尼崎市議会議員では、日本共産党7人の候補は全員当選は果たせなかったものの、改選前の6議席を確保できた模様です。
昨日の最終日には、私も5箇所で候補のみなさんと支持を訴えました。
ご支援いただいたみなさん、ありがとうございました。そして、候補者とスタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。
2日は、法務省の案内を受けて、全国矯正展に行きました。刑務所や少年院で作製された木工製品や革製品などを見学して回りました。刑務官の皆さんの処遇改善や矯正施設の環境整備が求められています。
式典で杉良太郎さんが述べられた「被害者の思いにもしっかり寄り添いながら更生保護活動に努めていきたい」との言葉が印象に残りました。
午後からは、生活関連の公共事業推進を求める団体の皆さんの要望を受けました。地方整備局での人手不足の問題や、アスベスト被害をなくすためのハザードマップの作製について意見交換を行いました。
国会をあとにして帰阪。大阪市内に向かう途中、阪急蛍池駅で党の宣伝に遭遇。マイクを持たせていただき国会報告を行いました。森友学園疑惑を追及してきた山本いっとく市議会議員もいました。赤旗日曜版の一部売りも好調でした。
夜は「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」設立総会に出席。上智大学教授の中野晃一さんが記念講演を行い、安倍政権を倒すための市民連合の役割や野党が共闘することの重要性などについてお話されました。
民進党の辻元清美さん、社民党の服部良一さん、自由党の渡辺義彦さんとともに党を代表してご挨拶と国会報告。110人と会場いっぱいの参加者で盛り上がった集会は、かつて大阪弁護士会の会長も務められた石田法子さんの閉会挨拶で終わりました。
関西市民連合やミナセン大阪など、「野党頑張れ」と活動してくれていることが大きな励みになります。共謀罪の成立阻止へ引き続き頑張ります。
医療費の窓口負担を求めない国があります。しかし、日本は高い。やはり、税金の使い方が間違っています。懐具合と相談しなければ安心して医者にもかかれない国が「美しい国」であるはずがありません。全国保団連の署名提出行動に参加しました。
この日は、歯科技工士のみなさんとも懇談しました。長時間労働にもかかわらず実入りの少ない職業となっており、このままでは後継者が育たないというのです。
補綴(ほてつ)に関わる治療費は診療報酬によって定められていますが、歯科医師と技工士との間は自由取引となっています。厚生労働大臣が補綴科については技工料と管理料は「おおむね7対3」と告示していますが、現場では守られていないとのこと。
共謀罪法案277の罪種には「消費税法違反」が含まれているのをご存知ですか。
この間、岡山民商の事務局員が不当にも法人税法違反や税理士法違反で逮捕されたことからも、自主計算・自主申告によって納税者の権利を擁護してきた民商が、それこそ「組織的犯罪集団」と捜査機関に目され、捜査の対象にならないとも限りません。
二年後には消費税の引き上げも迫っており、業者運動を萎縮させる共謀罪法案は、廃案にするしかありません。大商連の定期総会でその様にご挨拶申し上げました。