今夜配信したネット番組「大阪の共産党です」では、旅行会社経営の瀬藤たみ子さん、東部卸売市場でマグロの卸業を営む勝山ひろゆきさんをゲストにお招きし、コロナ禍での経営の現状や政治に対する要望等についてお話しいただきました。下記のサイトから視聴できます。
【堺漁連のみなさんと懇談】
10日、堺漁港を訪れ、堺市漁業協同組合連合会のみなさんと懇談させていただきました。一昨年の台風21号では高潮が押し寄せ堺漁港も被害を受けました。防潮堤のかさ上げなど、防災・減災対策の必要性を共有させていただきました。
また、吉村洋文府知事が、福島原発事故の汚染水を大阪湾に放出してもよいと述べたことについては漁連としても抗議の意思を示してきたと言われました。風評被害を招く恐れがあり、軽々に結論を出すべきではないという日本共産党の立場についてもご説明申し上げました。
新型コロナの感染拡大により、居酒屋などでは忘年会のキャンセルが相次ぎ、漁師のみなさんが水揚げした魚も売れなくなり、緊急事態宣言の折には船出すのをやめたとのこと。この年末、安心して年を越せるよう政治の役割が求められています。
たつみコータロー党府・コロナ対策本部長は、「検査を拡大し、無症状の感染者を早期に発見することにより、感染防止と社会経済活動の両方を進めることは可能です」と語りました。
事業費1.6倍増!淀川左岸線2期事業の工事現場を視察
今年3月に事業費の増加リスクが発覚。6月には国交省に相談し、7月には松井市長に報告したとのこと。8月21日に私が視察に訪れた際には一切説明はありませんでした。「広域行政一元化の成果」と誇っていた事業について、せめて住民投票前の公表と説が必要だったのではないでしょうか。
淀川左岸線2期事業の現場(全工区)では、基準値を超えるヒ素、フッ素などが見つかり、すでに搬出作業が始まっていることも分かりました。しかし、これまで住民への説明はありませんでした。そのことについて厳しく指摘すると、大阪市の担当者は、「確かに説明会でも触れていなかった。今後は丁寧な説明と安全な搬出作業を行いたい」と応じました。
大阪市と阪神高速は、この道路の完成を2年前倒しして、2025大阪・関西万博のアクセス道路として利用するともしています。工期を早めることで安全性や耐震性が蔑ろにされてはなりません。
整備費の半額は国の補助です。国土交通省に対しては、増額する整備費の精査をはじめ、今後も厳しくチェックすること、大阪市については情報公開と住民説明を徹底して行うことを強く求めました。私自身は、一旦立ち止まり、事業の必要性も含めて再検討するべきだと考えます。