東日本大震災と福島第一原発の事故から11年を迎えた3月11日、原発ゼロの会大阪が、京橋駅で宣伝に取り組みました。私もマイクを持ち、「事故を起こせばおびただしい環境破壊と生業の喪失をもたらす原発は、ゼロにしなくてはなりません。省エネと再エネの促進でエネルギー政策の大転換を」と訴えました。
【ロシア軍のウクライナからの即時撤退を求める緊急集会】
9日、おおさか総がかり行動の呼びかけで、ロシア軍のウクライナからの即時撤退を求める緊急集会が行われました。私も自家製のプラカードを持って、大阪市議の山中智子さんや、参院候補たつみコータローさん、総選挙で比例候補を務めた西田さえ子さんらとともに参加しました。
直前の呼びかけにもかかわらず、中之島公園女神像前には700人を超えるひとたちが参加。西梅田公園までパレードしました。
私たちも国際社会の一員としてロシアに対して国連憲章を守れ、侵略戦争をやめよと声をあげていくことは大切なことです。
この日は、大阪原水協の宣伝にも参加したのですが、「今の情勢は核持たなアカンやろ!(核に)YESや!」と言って通り過ぎる方がおられ、少し暗澹たる気持ちになりました。安倍晋三元首相や松井一郎大阪市長らの「核共有」や「非核三原則の見直し」をという主張に影響を受けているひとは多いでしょう。
一方、多くの方々が、核兵器禁止条約への批准を日本政府に求める署名に協力してくれ、希望を持ちました。若い女性が署名をしてくれる姿も目立ちました。戦時下のウクライナで、幼い子どもを抱え逃げ惑う母親の姿に自らを重ね合わせていたのかもしれません。
【兵庫県明石市の後援会総会・須磨区の演説会に出席しました】
6日は兵庫県で活動しました。午前中は明石市の後援会総会に出席し、記念講演をおこないました。
「私ね、国後島の生まれなの。だからね、今のロシアの行いにとても怒っているの」。明石市後援会総会に参加された方が、私に話してくれました。歯舞、色丹の「2島先行返還」はあり得ることですが、実現した場合でもロシアと平和条約は結ばず、国後、択捉を含む全ての千島列島の返還を目指すべきです。
午後からは須磨区の演説会に。参院兵庫選挙区候補・こむら潤さんも平和の大切さについて力説しました。参加されたベテランの党員さんが「ひさしぶりにスカッとする話を聞かせてもろうたわ。息子らが大阪におる。維新に負けんように頑張ってや」と激励を受けました。
【大阪憲法会議の宣伝に参加・ロシア軍の攻撃を即時に停止することが必要】
この間、テレビのニュースやワイドショーはもっぱらウクライナ情勢を伝えています。戦況を伝えることは必要ですが、どっちもどっちだというようなコメントや報道は間違っていますし、憤りを覚えます。
NATOが東方に拡大したから悪いとか、ウクライナもロシア人を虐待しているなど、ウクライナ側にも攻められる理由があると語る人もいます。しかし、それらは国連憲章を蹂躙して構わないという理由にはならないのです。
今回の戦争はロシアによる無法な侵略戦争であるということを、メディアは繰り返し発信し、「プーチンはただちにウクライナからロシア軍を撤退させよ」と批判し続けるべきだと思います。