【3月16日】 清水忠史の今日もおおきに!
レッド・パージ被害者の名誉回復と国家賠償などを求めて活動するレッド・パージ反対全国連絡センターのみなさんが、日本共産党国会議員団に、問題の解決と被害救済に力と知恵を貸してほしいと要請にこられました。
「レッド・パージ」とは、朝鮮戦争を前にした1949年から50年にかけて起こった弾圧のことです。日本を「反共の防波堤」にしようとしたアメリカ占領軍のもと、政府と財界が共産党員や労働組合活動家を強権的に解雇し、暴力的に職場を追い出して、物言えぬ職場づくりをねらったものであり、被害者の名誉回復と救済が求められています。
参議院議員の仁比聡平さん、衆議院議員の塩川鉄也さん、池内さおりさんとともに、参加させていただき、当時被害を受けた方から貴重なお話も聞かせていただきました。懇談の会場となった池内さおりさんの事務所には、小林多喜二のポートレートも飾られています。命がけで戦争に反対し、戦後も平和と民主主義を守るためにたたかった皆さんの熱い思いに法務委員として、しっかり応えていきます。
高齢をおして訪問してくださったレッド・パージ反対全国連絡センターのみなさん、おおきに!
4月からの「子ども・子育て支援新制度」の実施にあたって、内閣府、厚生労働省、文部科学省に緊急の申し入れを行いました。
新制度での給付や財政支援の内容(公定価格)の単価決定が2月まで遅れ、市町村が準備に忙殺されていると指摘。保育の必要性を認められながら不承諾となる事態が生じていることを示し、(1)認可保育所整備を基本に待機児童解消を図る(2)保育士の抜本的な処遇改善(3)保護者負担を軽減し、多子世帯に対する保育料無料・軽減措置を行う(4)ゆきとどいた保育環境を保障する公定価格に改善する、との4項目について申し入れました。
私からも、大阪市議時代から取り上げてきた問題意識について述べ、「新制度で本当によくなるのか分からない。待機児童解消のためには抜本的な対策が必要だ。子どもの死亡事故については原因の検証も必要だが、事故が起こってからは遅い。厚労省がすぐにでも全国の自治体に再発防止を呼びかける通達等を出すべきだ」と意見を述べました。
夜は事務所に籠もって、法務大臣の所信に対する質疑の準備に取り掛かりました。いよいよ法務委員会での論戦が始まろうとしています。過去の議事録に目を通し、国民の願いを届けるという、鋭くも建設的な中身にするために努力しているところです。
日本共産党の法務部会長としていろいろアドバイスいただいた参議院議員の仁比聡平さん、おおきに!