活動報告

大阪市を廃止し、解体する住民投票を否決に追い込みましょう!

[活動報告]2015/02/24 更新

23日の在阪テレビ局「VOICE」という情報番組で、過日開かれた演説会の清水発言が放映されたようです。

――都にはなりません。

――大阪市を廃止する住民投票なんです。

――周りから見ると大阪都構想ではなく府構想。

――まさしく市民が〃不幸そう〃に見えてしかたない。

府と市が統合すれば「4,000億円の財政効果が出る」との松井知事や橋下市長の主張は根拠が崩れ、「二重行政の解消」についても市を廃止しなくてはできないものでないことも明瞭となりました。

大阪維新の会がすすめる〃大阪都〃の本質は、大阪市の権限と財源を奪い、福祉と住民サービスを破壊し、大型開発とカジノをすすめるだけの「古い」政治の焼き直しです。ましてや、大阪府の未来を決めようという住民投票に、大阪市民以外の府民は投票できないという根本的は矛盾。さらに言えば、すでに堺市では明確に「大阪都NO」の審判が下されています。こんな府市統合は願い下げ。府民も市民も不幸せ(府市合わせ)になるのは必至です。

どうすれば、大阪が元気になるか。難しい話ではありません。

中小企業や町工場、商店街と市場を応援し、若者の雇用を拡大することです。防災に力を入れ、福祉や教育の予算を増やし、将来不安を取り除き、安心して暮らせるまちづくりをすすめることです。都市型農林水産業にも可能性はおおいにあるのですから、そこへの支援を強めることも大切です。

USJだけに頼らず、漫才や落語に代表されるお笑いや、人形浄瑠璃・文楽など大阪独自の文化を世界に発信すれば、賭博施設をこしらえなくてもたくさんの観光客を呼び込むことは可能です。たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、けつねうどんなどの食文化も大阪ならではのものです。

壊すのではなく、活かす!5月17日の「大阪市廃止・解体」の住民投票を否決に追い込みましょう。