活動報告

雨宮処凛さんとトークセッション

[活動報告]2014/12/01 更新

雨宮処凛×清水ただし×若者100人!「もう泣き寝入りしない!ブラック企業根絶」トークセッションが行われました。「会社に辞めろと言われたらやめないといけなの?」「休日日数は会社が決められる?」などの労働法制クイズを行い、参加者に答えてもらいながらトーク。参加者からの質問に答えるコーナーでは、「学童保育で働いています。労働組合に入っているけど、今の情勢に見合った活動とは?」などの質問などが出され、雨宮処凛さんと清水ただしがていねいに応えました。

雨宮処凛さんは、自身の弟さんがブラック企業で過酷な労働を強いられていたことをリアルに報告し、職場や社会に対して「怒る」ことが許されない社会でいいのかということを問いかけ、「死なない方法」を学び、少しでも助けてあげることのできる労働組合の役割などについて語られました。

日本共産党が昨年の参議院選挙で躍進し、ブラック企業規制法案を提出。厚生労働省を動かし、違法企業の調査や告発が始まりました。求人票には「離職率」の欄が設けられ、残業代込みの給与表示を改めることなどの通達が出されたことは大きな前進です。

貧困と格差をつくりだしたのが政治や社会であるならば、僕たちの手で政治や社会を変えていくこともできるはず。「残業代ゼロ社会」「一生涯ハケン」などの導入を狙う安倍政権に、労働者の怒りの声を突きつける選挙にしようではありませんか。

トークセッションの模様をIWJ大阪が配信してくれました。こちらで視聴できます。→http://www.ustream.tv/recorded/55981279