【23日、住之江区で行われた学習会で憲法の値打ちを語りました】
「ロシアって共産党でしょ?」そんな誤解や思い込みは少なくないのかもしれません。はっきり申し上げて、ロシアは共産主義ではありません。ソ連共産党は31年前に解散しており、プーチン大統領の政権与党は「統一ロシア」です。ロシア共産党も存在していますが、クリミア併合やウクライナ侵略に賛成するなど、平和を追求する社会主義・共産主義とは無縁と言えます。
その国が名乗っているから自動的に社会主義・共産主義の体制だと断定するのは間違いです。例えばロシアや中国は、外交では力による現状変更を試みる覇権主義を剥き出しにし、国内では専制主義による人権弾圧等を行っています。これは社会主義でも共産主義でもありません。
そもそも核兵器という、非人道的武器の保有と世界平和を追求する社会主義・共産主義も絶対に両立しないのです。いっさいの戦争や暴力のない未来社会をめざしているのが日本共産党です。 もちろん、そこへの道のりは平坦ではなく長い時間も要するでしょう。しかし、私たちは人類の進歩を諦めはしません。