【維新政治とのたたかいかた】
24日は衆院大阪16区デーでした。日本共産党は同区で小選挙区候補を発表していませんが、主戦場である比例代表での躍進を訴えるため、暑さに負けず街頭演説に取り組みました。
北野田駅前、中百舌鳥駅前、参加してくださったみなさん、ありがとうございました。今の時期、ぜひとも熱中症に気をつけてくださいね。私もしっかり水分補給しています。
そのあとは堺区の党と後援会のつどいに参加しました。近畿比例で躍進するためには、維新政治に打ち勝つ必要があります。
なぜ維新の会は人気があるのか。それは「身を斬る改革をやってくれている」、「子育てや教育で成果を出してくれている」と、維新政治を肯定的に捉え、共感し、支持をしているひとたちが大勢いるからだと思います。
合わせて、無批判に吉村知事を番組で取り上げ、あたかもコロナ対策で実績を出しているかのように報道する在阪メディアの姿勢もあると言えます。
今の菅政権にうんざりし、新しい政治に期待を寄せ受け皿を求めているるひとたちに対しては、維新政治の本質を事実提供と問題提起をおこない、それとの対比でさらに魅力ある日本共産党の対案を示すことが必要だと強く思います。
例えば、高校授業料や塾代クーポンなどの施策は、その背景に府立高校つぶしや私学助成金のパーヘッド方式への転換、学校現場へのチャレンジテストの押し付けなど、否定的な側面が必ず伴います。そうした事実と問題点を丁寧に伝えることが大切だと考えます。
堺市では維新市長が感染対策を理由に2億円近い補正予算を計上して、学校など市有施設の手洗い器をセンサー式の自動水栓化に更新することを決定しました(事実提供)。しかし、手洗い器でクラスター感染が確認された例は報告されておらず(問題提起)、同じ市民の税金を使うのであれば、子どもたちが願う学校トイレの洋式化こそ優先すべきではいでしょうか(政策提案)。
また、維新支持層の中では、カジノ誘致への嫌悪感を持つひとは少なくありません。対話をすれば私たちへの共感と支持を得ることは可能です。これが私なりの維新政治とのたたかいかたです。