大阪都構想より市民の暮らしを一番に
20日、城東区の蒲生地域で党を語るつどいに参加。支持者の方がお宅を提供してくださったのですが、居間をはみ出して台所に座られる方も出るほど、たくさんの方がお見えになってくださいました。
山中智子市会議員(写真左)から、大阪都構想がいかに市民の暮らしを壊すものなのかについて、詳しく説明がありました。区割りやシステム変更、区庁舎の整備などに2000億円という莫大な税金が必要で、市民の借金を増やすことにつながり、さらに美術館や大規模公園、市営住宅などは行政区で分割できないと厳しい指摘がありました。
橋下市長は法定協議会をつくり、来年6月に住民投票、再来年の4月に大阪都発足というスケジュールをゴリ押ししようとしていますが、都と区の財政制度や仕事の分担を決めるには国で200もの法改正が必要といわれており、実現は不透明です。参加者からは、「ウチらは都構想に賛成していない。橋下さんも大阪市はなくなりませんと法定ビラで言っていた。橋下さんに投票した人かて大阪都の問題だけで投票したんとちゃうはずや」と意見が飛び出ました。
〃大阪のおばちゃんパワー〃も大いに発揮していただき、市民そっちのけの大阪市解体計画を中止に追い込むことが求められています。いま大阪市議会に求められているのは、大阪都構想に無駄な時間やエネルギーを費やすのではなく、市民の暮らしと中小企業支援にしっかり取り組むことではないでしょうか。