【気候変動に対する金融政策について質問しました】
3月5日の財務金融委員会では、気候変動に対する金融政策について、日本銀行の黒田東彦総裁に質問しました。
この間、欧米の中央銀行幹部が軒並み気候変動が金融政策に対するリスクと捉える発言を行なっています。
私は、欧州中央銀行がグリーンボンド(環境債)を購入していることを紹介し、今や国内最大の「投資家」である日本銀行は、企業の行動変容を阻害しているETF(上場投資信託)の買い入れよりも、環境分野での投資を促進する地方銀行を応援してはと提案。
さらに、このことが、貸出先がなく政府による強力な旗振りにより、合併統合を焚きつけられている地方銀行の活路ともなる可能性をはらむと説明しました。
黒田総裁は「気候変動は実体経済に影響を与える重要な要素。中央銀行の使命にも関係する」「ご提案については検討課題」と答えました。