活動報告

淀川左岸線高速道路に脱硝装置の設置実現

[活動報告]2013/02/24 更新


今年5月から共用が開始される阪神高速道路・淀川左岸線。地下を走るトンネル構造のため排気ガスの処理方法が焦点となっていました。公害道路にしてはならぬと、排気ガスを噴き出す煙突の内部に粉塵や微粒子を付着させる脱硝装置の設置を求める住民運動が此花区民を中心に高まり、コータロー参院選挙区候補や瀬戸一正前大阪市会議員も努力してきました。

この度、晴れて脱硝装置の設置が実現。2月20日に視察してきました。福島区~北区を通る第二期工事でも脱硝装置を設置させることが大切です。それ以前に淀川堤防の中をトンネルを掘って自動車を走らせるという構造上の問題があり、本当に実現するのかと市民の不安が高まっています。

橋下大阪市長はかつて「地下鉄を売ってでも高速道路・左岸線延伸部をつくりたい」と発言した事がありましたが、これらの高速道路は当時の阪神道路公団でさえ採算が取れないと判断した不要不急のものです。ハコモノ事業ではなく住民の暮らしをあたためる施策への転換が必要です。引き続き頑張ります。