【水制度改革議員連盟の活動】
来日したローマ教皇が、天皇との会談で「次の戦争は水をめぐる戦争であるとも言われています。重要なことは人々が強い問題意識を持つことです」と述べたと報道されています。日本でも2014年に健全な水循環の維持・回復に向けて「水循環基本法」が制定され、超党派の水制度改革議員連盟によってフォローアップのための議論が重ねられてきました。
このたび、水循環基本計画見直しに関する提言書がまとめられ、25日には、議員連盟代表の石原伸晃衆議院議員(自民)、事務局長の津島淳衆議院議員(自民)とともに、共同代表の私、清水忠史(共産)が揃って、財務省主計局長に手渡し、要望をおこないました。
この間の豪雨災害による河川の決壊からも、ダムに頼らない治水が求められており、堤防強化や河川掘削などの予算に振り替えていくことも必要です。これこらも、「SDG s17ゴール」の視点に立った各種取り組みや、地下水の適正な利用をどのように確保していくのかについて検討することが大切だと思います。
なお、水制度改革議員連盟には、穀田恵二衆議院議員、本村伸子衆議院議員、山添拓参議院議員が幹事として参加しています。