【誰もが自分らしく生きられる社会を】
9日、一橋大学でプライドフォーラム主催の「ジェンダー/セクシュアリティとライフデザイン」をテーマにした講義が行われ、各党の代表とともに参加しました。
一橋大学では過去にアウティング(性的マイノリティーであることを本人の同意なくバラすこと)により男子学生が自死するという痛ましい事件がありました。性的指向や性自認の違いによって差別されるようなことがあってはなりません。
私からは発言の中で、日本共産党がジェンダー平等推進委員会を党内に設置していることを報告し、LGBT差別解消法を制定して教育現場や企業でのSOGIに対する理解促進を図ることや、両性婚を認める民法改正を求めていることなどを紹介しました。
また、私自身の所感として、芸能界におけるセクハラやパワハラの横行と、トランスジェンダーを偏見に満ちた形で放映するの傾向に違和感を感じていること、さらには、「日本の伝統的な価値観」なるものが、社会のあらゆる場面に男尊女卑的な色合いを強く残し、そのことが及ぼしている影響の大きさなどについて問題提起を行いました。
共に登壇した、馳浩さん(自民)、国重とおるさん(公明)、尾辻かな子さん(立民)、泉健太さん(国民)の各衆議院議員も、LGBTやSOGIに対する権利の保障と理解促進の必要性について語られました。