活動報告

転落事故防止対策をーーJR富木駅視察

[活動報告]2017/10/07 更新

JR西日本駅支援課職員の立会いのもと10月1日に転落死亡事故のあったJR富木駅の視察を行いました。日本共産党高石市議会議員団も参加しました。

実際に視覚障害をお持ちの方に歩いていただくと点字ブロックが老朽化していることや、線路と反対側を示す内方線がないこと等が分かりました。時速100キロ近いスピードでホームを通過する快速電車を直前に非常停止ボタンで止めることができないことも判明しました。やはり現場視察は重要です。

JR西日本は一日あたり1万人以上が乗降する駅に限って今年度中に内方線付き点字ブロックを整備するとしていますが、富木駅は8,000人で対象外です。また駅の構造も古く、転落してもホーム下に避難できない構造になっていることも分かりました。

私からはホームドアを設置することと合わせ、点字ブロックを速やかに改修することを求めました。そして、何よりも再発防止のために駅係員の配置を要望しました。引き続き駅ホームの安全対策強化のため、国会に送り戻していただきたいと強く思いました。(10月5日)