活動報告

依存症への理解を

[活動報告]2017/09/25 更新

アルコールや薬物依存からの回復を祝いあう第二回リカバリーパレード「回復の祭典」in関西が大阪市西区の靭公園で開かれ参加しました。法務省保護観察所の職員さんもお見えでした。

参加者の方から「カジノは止めなあきませんね」と声をかけられました。この間、カジノ解禁に合わせてギャンブル依存症問題にも国民の関心が高まりました。このこと自身は良いことですが、その対策をカジノ解禁の口実にしてはなりません。既存ギャンブルに対する規制強化と合わせ、医療機関や回復施設へ結びつけるネットワークの構築に向けて民間と行政が連携していくことが大切です。

また、ギャンブル依存症が世界保険機構でも病気と認定され、本人の決意や家族の説得のみではなかなか完治しないものだということについて国民的理解を深めていかなくてはならないと考えます。引き続き、様々な依存症に対する誤解や偏見をなくし、治療や回復をサポートできる体制強化のために私も力になりたいと思います。(9月23日)