鳥取県の地震から1週間、被災地を視察しました
10月29日、党を語るつどいに参加するために鳥取県へ向かいました。
◆それに先駆けて、県委員会の方のご協力をいただき中部地震の被災地を視察。北栄町では長谷川昭二町議と役場を訪ね、松本町長と懇談。
松本町長は「家屋の一部損壊だけではなく、農作業場への補助も検討していく。被災された方の公営住宅への入居もすすめていきたい」とのお話を伺いました。
◆被害を受けた家屋も間近で視察。危険家屋と認定された建物をいくつも目にしました。
人手が足りず震災ごみの処理が追いつかないこと、また屋根の応急処置としてビニールシートをかぶせているものの、本格的な屋根瓦の修理時期が見通せないことへの不安があることが分かりました。
◆倉吉市では佐藤博英市議と避難所を訪問。
震災直後から身を寄せておられる女性は、「余震がおさまるまでは怖くてアパートに戻れなません。また、テレビがなく情報が入らないので不安です」と言われました。佐藤市議からは、「県営住宅への入居も重要だが、住み慣れた町を離れることはコミュニティを断ち切ることになる。必要に応じて仮設住宅の建設も考慮してほしい」と話されました。
◆民医連の対策本部では全国から駆けつけたボランティアの皆さんにご挨拶。
役員の方々の懇談では、「寒くなると感染症のことが心配」「被災された方の自宅や避難所で検診をしている。夜間に看護師が話し相手になるだけでも安心してもらえている」など、様々なご意見が寄せられました。
◆視察の内容は同僚議員にもしっかり伝え、一日も早く元の生活に戻っていただけるよう取り組みます。