活動報告

絶対廃案にしましょう!部落差別を永久化する法案について報告(大東市)

[活動報告]2016/10/05 更新

9月28日に衆議院本会議場で行われた故鳩山邦夫議員に対する追悼演説の内容に、耳を疑う内容が含まれており、違和感を覚えると同時に憤りを感じました。

弔意を述べたのは二階俊博衆議院議員。故鳩山邦夫氏の過去の功績を紹介する中で、故人が同和問題に熱心だったことに触れ、継続審議中になっている部落差別を永久化する法律案について「我々は、一日も早くこの法案を成立させ、亡き鳩山先生にご報告しなければなりません」と発言したのです。

継続審議中であり、我が党が反対し、国民からも廃案を求める声が起こっている部落法案について成立を図る決意を述べることは、およそ追悼演説に相応しくなく、反論する場が与えられていない場面でのことでもあり、卑怯です。

同和問題は基本的に解決しています。部落法案をつくることによって国と地方に相談窓口の充実や実態調査の責務を押し付け、教育現場に同和教育を持ち込むものであり、未来永劫、差別する側とされる側を選別する仕組みが残ってしまいます。

2日には、長年、乱脈極まる同和行政をただしてきた大東市において学習会が行われ、国会報告を行いました。世論と運動を急速に広げて、何としても廃案に追い込みましょう。