活動報告

今年度末で廃庁となる奈良少年刑務所最後の矯正展を訪問

[活動報告]2016/09/12 更新

今年度末で廃庁となる奈良少年刑務所で最後の矯正展が開かれました

施設から案内をいただき、受刑者が手掛けた工芸品を並べるブースや模擬店で賑わう施設内を見て回りました。

会場には山村幸穂県議、北村拓哉奈良市議の姿も。最後の矯正展ということで、これまで以上にたくさんの方が訪問していました。

建立108年を誇り、明治五大監獄のひとつと呼ばれた煉瓦造りの刑務所は、重要文化財に認定され、商業施設などと併設して保存される方針が打ち出されています。

 

保存を求めてきた「奈良少年刑務所を宝に思う会」のみなさんは保存に安堵する一方、多彩な矯正教育や職業訓練を行い、少年たちの更生に役立てたこれまでのノウハウを他の刑務所にも活かす仕組み残してほしいと言われています。

9年間にわたり受刑者の少年たちに詩を書く授業を行ってきた、作家の寮美千子さんもそのひとり。今月には128ページにも及ぶ奈良少年刑務所の写真集を発刊するとのことでした。

地域に愛され続ける施設として保存・運営してもらいたいという地元のみなさんの思いに近畿の議員としてしっかり応えていきたいです。