「民意の会」で共闘!独裁的な手法は許さない
昨年の大阪市での住民投票、知事・市長のダブル選挙を通じて立ち上がった「民意の会」。独裁的な手法を許さず、党派や立場の違いを超えて民主主義と合意形成を大切にする大阪をと、浅野秀弥さんらを中心に設立されました。
初めての総会には元大阪市長の平松邦夫さん、大阪市長選挙を候補者としてたたかった柳本顕さんも来賓として参加。ジャーナリストの吉冨有治さんが記念講演を行いました。
「なぜダブル選挙で負けたのか」と切り出した吉冨さんは、自民党府連の弱点として、①官邸に気を使い候補者擁立が遅れたこと、②柳本さんなら勝てるという油断があったこと、③野合批判への明確な説明がなかったことをあげました。
橋下徹氏の引退後も、大阪では維新の会の支持率は下がっていません。京都の補欠選挙で惨敗したとはいえ、参議院選挙でも引き続き大きな影響力を示すと考えられます。
「仮にもう一度住民投票が行われたら今度は賛成可決となるだろう」と警鐘を鳴らした吉冨さん。
選挙に勝てば何でもできるという政治の独裁を府民の声で包囲していく運動を日常的に広げていくことが大切です。決して自己満足に陥ることなく。