傍聴注意事項さえなかったら叫んでいた!
社会保障と税の一体改革に関する特別委員会(長いっ!)の地方公聴会が新神戸で行われました。今回、宮本岳志衆議院議員から傍聴券が回ってきたので参加をしてきました。各党の衆院議員が意見陳述者に質疑を行うというものです。
兵庫県知事や連合労組事務局長、神戸商工会議所の副会頭、県保育協会会長など、8人の陳述人が意見を述べるのですが、何と、消費税増税そのものに反対する意見はひとつもありませんでした。
もちろん、年金制度の充実や保育制度の向上を要望する発言はありましたが、それらはすべて増税を前提としてのこと。
私達は消費税に頼らない税制改革と社会保障財源の確保について提言していますが、残念ながらこの立場で意見を述べる人は皆無でした。
中には「あまり年金制度を低所得者向けに拡充すると甘える人が出てくる」と、自己責任論を展開する人も。
増税ありきで議事が進んで行く、まるでアリバイ作りのような公聴会に憤りさえ感じてしまいました。
「おーい!消費税上げなくても財源あるぞー!」
議場における言論に対して賛否を表明してはならないとの傍聴注意事項なるものさえなければ、私は確実にそう叫んでいたでしょう怒(σ`Д´)σ怒
増税されると景気と暮らしが破壊され、税収減さえ招きます。東日本大震災の被災者や原発事故から避難している人たちに対してもたらすべきは負担ではなく希望のはずです。