活動報告

路上生活者の方の声も聞けます!寝袋配りボランティア

[活動報告]2015/12/26 更新

数は少なくなりましたが、まだ路上生活の方が大阪の街に見受けられます。毎年恒例の寝袋配りのボランティアに参加しました。

「寝袋いりますか?」と声をかけると売りつけられると警戒される方もいるので、声かけも慎重に。「寝袋使いはりますか?」と言うようにと、「ろくな者じゃの会」代表の北出さんに教わりました。

路上生活の方に聞くと、仕事が欲しいという要望がこれまで多かったのですが、最近は高齢化もあり、要求は多様化しています。ただ単純に生活保護を希望されているわけでもありません。

格差と貧困をうみだす社会的構造そのものに目をむけなくては根本的な解決はできないと思います。雇用や年金制度を拡充することの必要性は言うまでもありません。自己責任だけで片付けられる問題ではなく、政治の責任です。

松屋町から南下して鶴橋でいったん結集会議(韓国料理屋さんで笑)。その後店を出て環状線で大阪まで戻り、地下街で暖をとっておられる方に最後の寝袋をお渡ししたところです。ささやかなことかもしれませんか、毎年参加したいと思います。