薬物依存者への支援態勢について質疑
9月4日の法務委員会では、来年6月から施行される薬物事犯者に対する刑の一部執行猶予制度について質問しました。この制度の施行によって多くの薬物依存者が社会内処遇を受けるために刑務所から出所することになります。
薬物依存は病気であり、治療が必要と厚労省も答弁。社会内処遇への移行は必要です。しかし現状は医療機関や支援施設が圧倒的不足しています。このままでは治療や支援を受けられず再犯が多発するでしょう。
保護監察官の業務も目一杯であることなどを指摘し、抜本的な増員を求めました。法務省も年内迄にガイドラインの策定を約束。引き続き対応を注視していきます。