活動報告

やはり廃案しかない!盗聴法大改悪等・刑訴法改定案

[活動報告]2015/09/03 更新

 

8月7日に衆議院本会議で可決された「刑事訴訟法等の一部を改正する法律案」ですが、参議院ではいまだに審議入りのメドが立っていません。この法律の目的は、冤罪事件の根絶と違法な取調べをなくすためのものだったはずが、可視化(取調べの録音・録画)は全事件の3%にとどまる一方、新たに冤罪をうみ出す日本版司法取引の導入や、憲法違反の盗聴捜査をいっそう拡大するとんでもない内容になっています。衆議院では70時間近い審議を行い、問題点を明らかにしてきましたが、与党と民主、維新の修正合意により通過されたものです。

今日の院内集会には複数の民主党参議院議員が参加し、「衆議院の問題点をただすのが参議院の役割」「改善ではなく廃案に」と力強く発言し、100名近い参加者が拍手でこたえました。国民の世論と運動をいっそう広げ、戦争法案もろとも廃案に追い込みましょう。