活動報告

【4月12日】 清水忠史の今日もおおきに~山田みのりさん大健闘~の巻

[活動報告]2015/04/13 更新

12日に投開票された道府県議選で、日本共産党は前回の80議席から111議席に大躍進を果たしました。空白県を克服して全都道府県に議席を得たのは史上初めてです。

大阪府議選では大幅な定数削減のもと3議席の確保に留まりましたが、高槻・島本選挙区で、総選挙時の政党間の力関係を激変させ、民主党に競り勝って宮原威団長を再選させたことの意義は大きいものがあります。

大阪市議選では1議席増の9議席に。此花区で公明党を落として瀬戸一正さんが念願の議席奪還を成し遂げました。大阪市議会では民主党が全滅するなど、全体として維新の会への有権者の期待が持続するもとで、日本共産党は踏みとどまることが出来たのではないでしょうか。

100〜200票差での惜敗もありましたが、精一杯力を尽くしての結果だと捉えたい。候補者、運動員、支援者のみなさんの奮闘に敬意を表したいと思います。

定数2の福島区では、山田みのりさんが大健闘したものの次点となり、大阪市会に押し上げることが叶わず、当選に責任を負うものの一人として期待に応えることができず、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。

しかし、総選挙での清水票を大きく上回って25%の得票率を叩き出したことは、間違いなく胸を張れる成績です。山田みのりさんは、今回の選挙でひと回りもふた回りも大きく成長したと誰もが感じていることでしょう。開票から一夜明けた今朝も、気丈に駅頭に立ち新たな決意を述べていました。

本当にお疲れ様でした。少し休息も取って、気持ち新たに、政治革新運動に踏み出しましょう。僕も精一杯後押ししていきます。

 

さて、昨夜、開票が進む中、山口勝利大阪府委員長、宮本岳志衆議院議員と記者会見に臨みました。出口調査によると、大阪市の廃止・解体の住民投票について賛否が拮抗。「二重行政の解消」「大阪の経済成長」が賛成理由の大部分を占めていることも判明しました。

ならば、私たちは何が二重行政なのか、リニアやカジノで本当に大阪経済が成長するのか、その疑問や要求に噛み合った政策論戦を行う必要があるということです。例えば大阪市内では維新の府議候補が落選しています。福島区でトップで当選した維新市議の得票率も過半数に及びません。党派の垣根を越えた市民共同のチカラでウソとペテンの「都構想」を打ち破る条件と可能性は失われていないということです。

いっせい地方選挙の後半戦も始まります。気を引き締めて、5月17日の住民投票に向けて頑張ります。