活動報告

新名神建設現場でまたもや死亡事故

[活動報告]2017/09/13 更新

新名神高速道路の建設現場(大阪府箕面市)で19歳の作業員が高さ30メートルの足場から転落し、死亡する事故が発生しました。

同工事ではこれで5人目の犠牲者となります。6月には同じ箕面市の現場で作業員が鉄板の下敷きになる事故があり調査にも出向きました。無茶な工期短縮が事故を多発させている要因になっているのではないのか、事故の調査と検証が徹底的に求められます。

(写真:6月の視察 左から 堀内照文衆院議員、黒田みち川西市議、清水)

 

実は昨日、NEXCO西日本(西日本高速道路株式会社)を訪問し、建設中の新名神高速道路・枚方市域の工事概要について照会を受けたばかりでした。事故が多発していることについても指摘し、安全対策の強化を要望したのですが…。繰り返される事故に憤りを覚えます。

(写真:9月11日 NEXCO西日本 訪問、左から 松岡ちひろ枚方市議、みわ智之衆院大阪11区予定候補、清水、広瀬ひとみ枚方市議)

 

建設現場においては安全対策が一番大切です。国会では鳶職など建設現場で働く方の事故を防止することなどを目的にした「建設職人基本法」が成立したばかりです。工期ありきではなく、徹底した安全対策とともに、事故を生み出さないための「ゆとり」が求められているのは間違いありません。

亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。そして、国と事業者に対して再発防止を強く求めてまいります。